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新潟大学/2025年度

新潟大学 2025年 数学 第2問解答・解説

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1問題

新潟大学2025年度第2問

2次方程式 x^2 - x - 1 = 0 の解 α = (1 + √5)/2, β = (1 - √5)/2 に対して,数列 {a_n} を a_n = α^n + β^n (n = 1, 2, 3, ...) により定める。次の問いに答えよ。

(1) a_1, a_2, a_3, a_4 を求めよ。

(2) 自然数 n に対して,α^(n+2) - α^(n+1) = α^n, β^(n+2) - β^(n+1) = β^n が成り立つことを示せ。

(3) 数列 {b_n} を b_n = a_(n+1) - a_n (n = 1, 2, 3, ...) で定める。自然数 n に対して,b_(n+1) = a_n が成り立つことを示せ。

(4) 自然数 n に対して,Σ_(k=1)^n a_k = a_(n+2) - 3 が成り立つことを示せ。

(5) a_9 を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    a1=1,a2=3,a3=4,a4=7a1=1,a2=3,a3=4,a4=7
  • (2)
    α^(n+2)−α^(n+1)=α^n, β^(n+2)−β^(n+1)=β^n
  • (3)
    b_(n+1)=a_n
  • (4)
    ∑k=1nak=an+2−3\displaystyle\sum\limits _{k=1}^{n}a_k=a_{n+2}-3。
  • (5)
    a9=76a9=76

3解答

解答を見る途中式つきの解答

二次方程式 x2−x−1=0x^2-x-1=0 の解について α2−α=1,β2−β=1,α+β=1,αβ=−1.\alpha^2-\alpha=1,\quad \beta^2-\beta=1,\quad \alpha+\beta=1,\quad \alpha\beta=-1. よって a1=1,a2=(α+β)2−2αβ=3.a_1=1,\qquad a_2=(\alpha+\beta)^2-2\alpha\beta=3. (2)の等式を加えると an+2=an+1+ana_{n+2}=a_{n+1}+a_n となるから a3=4,a4=7.a_3=4,\qquad a_4=7.

(2)は α2−α=1\alpha^2-\alpha=1 に αn\alpha^n を掛ければ αn+2−αn+1=αn\alpha^{n+2}-\alpha^{n+1}=\alpha^n であり、同様に β\beta でも成り立つ。

(3) 定義と(2)より bn+1=an+2−an+1=(αn+2−αn+1)+(βn+2−βn+1)=an.b_{n+1}=a_{n+2}-a_{n+1} =(\alpha^{n+2}-\alpha^{n+1})+(\beta^{n+2}-\beta^{n+1}) =a_n.

(4) ak=ak+2−ak+1a_k=a_{k+2}-a_{k+1} を k=1,…,nk=1,\ldots,n で足すと ∑k=1nak=an+2−a2=an+2−3.\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n}a_k=a_{n+2}-a_2=a_{n+2}-3. 最後に漸化式から a5=11,a6=18,a7=29,a8=47,a9=76a_5=11,a_6=18,a_7=29,a_8=47,a_9=76。

この問題で使う考え方

  • 二次方程式の根の関係
  • 漸化式
  • 望遠和

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