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和歌山県立医科大学/2025年度/前期

和歌山県立医科大学 2025年 数学 第3問解答・解説

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1問題

和歌山県立医科大学2025年度第3問

二次方程式 x2−x+1=0x^2-x+1=0 の解を α,β\alpha,\beta とし,数列 {an}\{a_n\} を an=αn+βna_n=\alpha^n+\beta^n で定める。

(1) a1a_1 と a2a_2 を求めよ。

(2) an+2a_{n+2} を an+1a_{n+1} と ana_n の式で表せ。

(3) 数列 {an}\{a_n\} がとる値をすべて求めよ。

(4) (3) で求めた値の最大値と最小値,およびそれらをとる nn を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

解と係数の関係および各根が満たす方程式から数列の漸化式を導き,周期を確かめる。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) a1=1, a2=−1;(1)\space{}a_1=1,\space{}a_2=-1;
    (2) an+2=an+1−an;(2)\space{}a_{n+2}=a_{n+1}-a_n;
    (3) an∈{−2,−1,1,2};(3)\space{}a_n\in\{-2,-1,1,2\};
    (4) max⁡an=2 (n=6m, m≧1),min⁡an=−2 (n=6m+3, m≧0)\displaystyle (4)\space{}\max a_n=2\space{}(n=6m,\space{}m\ge1),\quad \min a_n=-2\space{}(n=6m+3,\space{}m\ge0)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

解と係数の関係からα+β=1, αβ=1\alpha+\beta=1,\ \alpha\beta=1である。したがってa1=α+β=1,a2=α2+β2=(α+β)2−2αβ=−1.a_1=\alpha+\beta=1,\qquad a_2=\alpha^2+\beta^2=(\alpha+\beta)^2-2\alpha\beta=-1.

また,α2=α−1\alpha^2=\alpha-1およびβ2=β−1\beta^2=\beta-1だから,これらにそれぞれαn,βn\alpha^n,\beta^nを掛けて足すとan+2=an+1−an.a_{n+2}=a_{n+1}-a_n.

この漸化式からa1=1, a2=−1, a3=−2, a4=−1, a5=1, a6=2, a7=1, a8=−1.a_1=1,\ a_2=-1,\ a_3=-2,\ a_4=-1,\ a_5=1,\ a_6=2,\ a_7=1,\ a_8=-1.よって(a7,a8)=(a1,a2)(a_7,a_8)=(a_1,a_2)である。各項が直前の2項で定まる漸化式なので,以後6項ごとに同じ値が繰り返される。したがって数列の値は−2,−1,1,2-2,-1,1,2である。

6項の並びは1,−1,−2,−1,1,21,-1,-2,-1,1,2であるから,最大値2はn=6m (m=1,2,…)n=6m\ (m=1,2,\ldots),最小値-2はn=6m+3 (m=0,1,…)n=6m+3\ (m=0,1,\ldots)でとる。

この問題で使う考え方

  • 解と係数の関係
  • 漸化式

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