(1) 円上の点を z=26eiθ(0≦θ<2π) とおく。このとき 2z+z3=6eiθ+6e−iθ=26cosθ,w=24cos2θ. 0≦cos2θ≦1 であり、そのすべての値をとるので、点wは実軸上で0≦w≦24を満たす線分を描く。両端の点を表す複素数は0,24である。
(2) z=eiθ とおくと 2z+z3=2eiθ+3e−iθ=5cosθ−isinθ. w=u+iv(u,vは実数)とすると、 u=25cos2θ−sin2θ=12+13cos2θ,v=−10cosθsinθ=−5sin2θ. したがって (13u−12)2+(5v)2=1. 2θは一周するので、これは中心(12,0)、長半径13、短半径5の楕円全体である。焦点までの距離は132−52=12だから、焦点を表す複素数は12−12=0, 12+12=24である。
(3) 直線ℓ上の原点以外の点は、実数t=0を用いてz=t(a+i)と表せる。B=a2+1とおけば 2z+z3=(2at+Bt3a)+i(2t−Bt3). w=u+ivとすると、実部と虚部を計算して u=4(a2−1)t2+12+B2t29(a2−1),v=8at2−B2t218a. ここでX=4t2, Y=9/(B2t2)とおくと、X,Y>0、XY=36/B2であり、 u−12=(a2−1)(X+Y),v=2a(X−Y). よって (a2−1)2(u−12)2−4a2v2=(X+Y)2−(X−Y)2=4XY=B2144, すなわち (a2+112(a2−1))2(u−12)2−(a2+124a)2v2=1. これは中心(12,0)の双曲線であり、a>1なら右枝、0<a<1なら左枝を動く。横方向の半軸の長さをp=12∣a2−1∣/(a2+1)、共役軸の半分の長さをq=24a/(a2+1)とすると、焦点までの距離は p2+q2=a2+112(a2−1)2+4a2=12. したがって焦点を表す複素数は12−12=0, 12+12=24である。