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筑波大学/2014年度

筑波大学 2014年 数学 第6問解答・解説

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1問題

筑波大学2014年度第6問

xy平面上に楕円

C1:x2a2+y29=1(a>13)\displaystyle C _ {1}: \frac {x ^ {2}}{a ^ {2}} + \frac {y ^ {2}}{9} = 1 (a > \sqrt {13})

および双曲線

C2:x24−y2b2=1(b>0)\displaystyle C _ {2}: \frac {x ^ {2}}{4} - \frac {y ^ {2}}{b ^ {2}} = 1 (b > 0)

があり, C1C_{1} と C2C_{2} は同一の焦点をもつとする。また C1C_{1} と C2C_{2} の交点

P(21+t2b2,t)(t>0)\displaystyle P\left(2\sqrt{1+\frac{t^{2}}{b^{2}}},t\right)(t>0) における C1C_{1} , C2C_{2} の接線をそれぞれ ℓ1\ell_{1} , ℓ2\ell_{2} とする。

(1) a と b の間に成り立つ関係式を求め, 点 P の座標を a を用いて表せ。

(2) ℓ1\ell_{1} と ℓ2\ell_{2} が直交することを示せ。

(3) a が a>13a > \sqrt{13} を満たしながら動くときの点 P の軌跡を図示せよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(1) 楕円の焦点距離を c1c_1、双曲線の焦点距離を c2c_2 とする。a>13>3a>\sqrt{13}>3 なので c12=a2−9,c22=4+b2.c_1^2=a^2-9,\qquad c_2^2=4+b^2. 同一の焦点をもつことから c1=c2c_1=c_2 であり、 a2−b2=13,b2=a2−13.a^2-b^2=13,\qquad b^2=a^2-13. 交点 P=(x,t)P=(x,t) では x2=4(1+t2/b2)x^2=4(1+t^2/b^2) である。これを楕円の式に代入すると 4a2+(4a2b2+19)t2=1,\displaystyle \frac4{a^2}+\left(\frac4{a^2b^2}+\frac19\right)t^2=1, したがって t2=9b2(a2−4)36+a2b2=9b2(a2−4)(a2−9)(a2−4)=9b2a2−9.\displaystyle t^2=\frac{9b^2(a^2-4)}{36+a^2b^2} =\frac{9b^2(a^2-4)}{(a^2-9)(a^2-4)} =\frac{9b^2}{a^2-9}. t>0t>0 および b2=a2−13b^2=a^2-13 より t=3a2−13a2−9,x=21+t2b2=2aa2−9.\displaystyle t=\frac{3\sqrt{a^2-13}}{\sqrt{a^2-9}},\qquad x=2\sqrt{1+\frac{t^2}{b^2}} =\frac{2a}{\sqrt{a^2-9}}. よって P=(2aa2−9,3a2−13a2−9).\displaystyle P=\left(\frac{2a}{\sqrt{a^2-9}},\frac{3\sqrt{a^2-13}}{\sqrt{a^2-9}}\right).

(2) P=(x0,y0)P=(x_0,y_0) とおく。y0=t>0y_0=t>0 なので、楕円と双曲線の式をそれぞれ微分して接線の傾きを求められる。 2xa2+2y9dydx=0,x2−2yb2dydx=0.\displaystyle \frac{2x}{a^2}+\frac{2y}{9}\frac{dy}{dx}=0,\qquad \frac{x}{2}-\frac{2y}{b^2}\frac{dy}{dx}=0. したがって PP における接線の傾きは m1=−9x0a2y0,m2=b2x04y0.\displaystyle m_1=-\frac{9x_0}{a^2y_0},\qquad m_2=\frac{b^2x_0}{4y_0}. (1)の座標から x02=4a2a2−9,y02=9b2a2−9.\displaystyle x_0^2=\frac{4a^2}{a^2-9},\qquad y_0^2=\frac{9b^2}{a^2-9}. ゆえに m1m2=−9b2x024a2y02=−1,\displaystyle m_1m_2=-\frac{9b^2x_0^2}{4a^2y_0^2}=-1, よって2接線は直交する。

(3) (1)の座標から x02+y02=4a2+9(a2−13)a2−9=13.\displaystyle x_0^2+y_0^2 =\frac{4a^2+9(a^2-13)}{a^2-9}=13. また x02=4+36a2−9\displaystyle x_0^2=4+\frac{36}{a^2-9} であり、a2>13a^2>13 より 4<x02<134<x_0^2<13、すなわち 2<x0<132<x_0<\sqrt{13} である。さらに y0>0y_0>0 なので、軌跡は x2+y2=13,x>2,y>0x^2+y^2=13,\qquad x>2,\quad y>0 で表される第1象限の円弧である。a→13+0a\to\sqrt{13}+0 では P→(13,0)P\to(\sqrt{13},0)、a→∞a\to\infty では P→(2,3)P\to(2,3) となるが、いずれも条件の範囲に含まれないため、両端点を除く。

軌跡の図示 (3)の軌跡は、円 x2+y2=13x^2+y^2=13 上で x>2,y>0x>2, y>0 を満たす円弧である。端点 (2,3)(2,3), (13,0)(\sqrt{13},0) は含まない。

横軸x、縦軸y上に円弧x²+y²=13が青線で描かれ、端点(2,3)と(√13,0)は白丸で示されている。xの目盛は0、1、2、√13、4、yの目盛は0から3まで1刻みである。

この問題で使う考え方

  • 楕円
  • 双曲線
  • 焦点と準線
  • 軌跡
  • 合成関数の微分

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