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信州大学/2011年度

信州大学 2011年 数学 第2問解答・解説

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1問題

信州大学2011年度第2問

硬貨1枚を投げたとき,表が出れば2点,裏が出れば1点を得るとする。硬貨を繰り返し投げて,合計得点が10点以上になったときに終了する。次の確率を求めよ。

(1) 7回目に合計得点がちょうど10点となって終了する確率

(2) 終了時の合計得点が10点である確率

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 35/128。(2) 683/1024。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

各回で裏なら1点、表なら2点を得る。nn 回中に表が hh 回出たとき、得点は n+hn+h 点である。

(1) 7回目で初めて10点に達し、終了時得点が10点となるのは、7回目が表で最初の6回に表が2回ある場合、または7回目が裏で最初の6回に表が3回ある場合である。どちらも6回終了時の得点は10未満なので条件を満たす。従って (62)(12)7+(63)(12)7=15+20128=35128.\displaystyle \binom62\left(\frac12\right)^7+\binom63\left(\frac12\right)^7=\frac{15+20}{128}=\frac{35}{128}.

(2) 終了時にちょうど10点となるのは、終了直前が8点で最後が表、または直前が9点で最後が裏の二通り。8点になる直前列で表が kk 回なら列長は 8−k8-k、列数は (8−kk)\displaystyle \binom{8-k}{k} であるから、最後の表も含む確率は ∑k=04(8−kk)2−(9−k)=3421024.\displaystyle \sum\limits _{k=0}^4\binom{8-k}{k}2^{-(9-k)}=\frac{342}{1024}. 同様に9点の直前列で表が kk 回なら列長は 9−k9-k、列数は (9−kk)\displaystyle \binom{9-k}{k}。最後の裏も含む確率は ∑k=04(9−kk)2−(10−k)=3411024.\displaystyle \sum\limits _{k=0}^4\binom{9-k}{k}2^{-(10-k)}=\frac{341}{1024}. 二場合は排反なので、確率は 342/1024+341/1024=683/1024342/1024+341/1024=683/1024。

この問題で使う考え方

  • 二項係数による数え上げ
  • 排反事象
  • 停止時点の分類

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