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琉球大学/2015年度/前期

琉球大学 2015年 数学 第3問解答・解説

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1問題

琉球大学2015年度第3問

確率 p (0<p<1)p\ (0<p<1) で「当たり」が出るくじを繰り返して引く。2回目の「当たり」が出たときにこの試行を終える。n≧2n\geq2 として、nn 回目でこの試行を終える確率を pnp_{n} とする。次の問いに答えよ。(50点)

問1 p2,p3,p4p_{2},p_{3},p_{4} を求めよ。

問2 pnp_{n} を求めよ。

問3 N≧2N\geq2 として、∑k=2Npk\displaystyle\sum\limits _{k=2}^{N}p_{k} を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1p2=p2,p3=2p2(1−p),p4=3p2(1−p)2/1 p_2=p^2, p_3=2p^2(1-p), p_4=3p^2(1-p)^2 / 問2pn=(n−1)p2(1−p)n−2(n≧2)/2 p_n=(n-1)p^2(1-p)^{n-2} (n≥2) / 問3∑k=2Npk=1−(1−p)N−Np(1−p)N−1(N≧2)\displaystyle 3 \sum\limits _{k=2}^{N}p_k=1-(1-p)^N-Np(1-p)^{N-1} (N≥2)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

各回のくじ引きは独立で、当たりの確率は pp、はずれの確率は 1−p1-p である。nn 回目で試行を終えるのは、nn 回目に当たり、それ以前の n−1n-1 回に当たりがちょうど 11 回出ている場合である。先行する n−1n-1 回のうち、その 11 回の位置は n−1n-1 通りあり、各場合の確率は p(1−p)n−2pp(1-p)^{n-2}p である。これらは互いに重ならないから、pn=(n−1)p2(1−p)n−2(n≧2).p_n=(n-1)p^2(1-p)^{n-2}\qquad(n\ge 2). よって、n=2,3,4n=2,3,4 を代入すると、p2=p2,p3=2p2(1−p),p4=3p2(1−p)2.p_2=p^2,\qquad p_3=2p^2(1-p),\qquad p_4=3p^2(1-p)^2. 次に、k=2,3,…,Nk=2,3,\ldots,N について「kk 回目で試行を終える」事象は互いに排反であり、その和事象は NN 回までに当たりが 22 回以上出ることである。その余事象は、NN 回のうち当たりが 00 回または 11 回出る事象である。当たりが 00 回の確率は (1−p)N(1-p)^N、当たりがちょうど 11 回の確率は、当たりの位置が NN 通りあるので Np(1−p)N−1Np(1-p)^{N-1} である。したがって、∑k=2Npk=1−(1−p)N−Np(1−p)N−1(N≧2).\displaystyle\sum\limits _{k=2}^{N}p_k=1-(1-p)^N-Np(1-p)^{N-1}\qquad(N\ge 2).

この問題で使う考え方

  • 独立試行
  • 排反事象
  • 余事象

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