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琉球大学/2015年度/前期

琉球大学 2015年 数学 第4問解答・解説

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1問題

琉球大学2015年度第4問

tt を媒介変数として、x=t+1t+52,y=2t−2t\displaystyle x=t+\frac{1}{t}+\frac{5}{2},\qquad y=2t-\frac{2}{t}で表される曲線を考える。次の問いに答えよ。(50点)

問1 tt を消去して、xx と yy の関係式を求めよ。

問2 aa を定数とするとき、直線 y=ax+5y=ax+5 とこの曲線との共有点の個数を調べよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) (2x−5)2−y2=16(2x-5)^2-y^2=16 / (2) a<−829\displaystyle a<-\frac{82}{9}、−2<a<2-2<a<2、a>2a>2 のとき2個、a=−829\displaystyle a=-\frac{82}{9} または a=2a=2 のとき1個、−829<a≦−2\displaystyle -\frac{82}{9}<a\leq-2 のとき0個。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

問1では、u=t+1t\displaystyle u=t+\dfrac1t、v=t−1t\displaystyle v=t-\dfrac1t とおくと、x=u+52\displaystyle x=u+\dfrac52、y=2vy=2v である。また、u2−v2=(t+1t)2−(t−1t)2=4\displaystyle u^2-v^2=\left(t+\dfrac1t\right)^2-\left(t-\dfrac1t\right)^2=4より、4(x−52)2−y2=16,\displaystyle 4\left(x-\dfrac52\right)^2-y^2=16,すなわち(2x−5)2−y2=16(2x-5)^2-y^2=16を得る。 逆に、この式を満たす実数x,yx,yについてu=x−52\displaystyle u=x-\dfrac52、v=y2\displaystyle v=\dfrac y2 とおけば、u2−v2=4u^2-v^2=4 である。t=u+v2\displaystyle t=\dfrac{u+v}{2} とおくと、t⋅u−v2=1\displaystyle t\cdot\dfrac{u-v}{2}=1 だからt≠0t\ne0、かつ1t=u−v2\displaystyle \dfrac1t=\dfrac{u-v}{2} である。したがってt+1t=u\displaystyle t+\dfrac1t=u、t−1t=v\displaystyle t-\dfrac1t=v となり、もとの媒介変数表示で表される。よって、求める関係式は(2x−5)2−y2=16(2x-5)^2-y^2=16 である。

問2では、この関係式にy=ax+5y=ax+5 を代入すると、(2x−5)2−(ax+5)2=16,(4−a2)x2−10(a+2)x−16=0.\begin{aligned}(2x-5)^2-(ax+5)^2&=16,\\(4-a^2)x^2-10(a+2)x-16&=0.\end{aligned}この方程式の実数解xxの個数が共有点の個数に等しい。a=2a=2 のときは−40x−16=0-40x-16=0 となり、共有点は1個である。a=−2a=-2 のときは−16=0-16=0 となるので、共有点はない。 a≠±2a\ne\pm2 のとき、この方程式は二次方程式であり、その判別式はD={−10(a+2)}2−4(4−a2)(−16)=4(a+2)(9a+82).\begin{aligned}D&=\{ -10(a+2)\}^2-4(4-a^2)(-16)\\&=4(a+2)(9a+82).\end{aligned}したがって、D>0D>0 となるa<−829\displaystyle a<-\dfrac{82}{9}、またはa>−2a>-2(ただしa=2a=2を除く)では共有点は2個、D=0D=0 となるa=−829\displaystyle a=-\dfrac{82}{9} では共有点は1個、D<0D<0 となる−829<a<−2\displaystyle -\dfrac{82}{9}<a<-2 では共有点はない。以上にa=2,−2a=2,-2 の場合を合わせると、{2個a<−829, −2<a<2, または a>2,1個a=−829 または a=2,0個−829<a≦−2.\displaystyle \begin{cases}2\text{個} & a<-\dfrac{82}{9},\ -2<a<2,\ \text{または }a>2,\\1\text{個} & a=-\dfrac{82}{9}\text{ または }a=2,\\0\text{個} & -\dfrac{82}{9}<a\le -2.\end{cases}

この問題で使う考え方

  • 媒介変数消去と逆構成
  • 判別式
  • 次数低下の場合分け

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