九州大学/2019年度/前期
九州大学 2019年 数学 第3問解答・解説
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1問題
1個のサイコロを3回投げて出た目を順に とする。2次方程式 の2つの解 を表す複素数平面上の点をそれぞれ とする。また,複素数平面上の原点を とする。以下の問いに答えよ。(配点50点)
(1) と が一致する確率を求めよ。
(2) と がともに単位円の周上にある確率を求めよ。
(3) と を通る直線を とし, と を通る直線を とする。 と のなす鋭角が である確率を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) 5/216。(2) 5/36。(3) 7/108。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
サイコロの目をとする全組は同様に確からしい。判別式をとおく。
(1) 2解が一致するのは、すなわちのときである。は偶数なので、を調べる。ではが1組、ではが3組、ではが1組。合計5組なので確率は。
(2) の実根の場合、根の積はなので、両根が単位円周上にあるなら根は同符号のまたは。係数よりは不可能。ではとなり、の3組。
なら根は共役で、。従って両根が単位円周上にある条件はかつ。に対するの個数はそれぞれで計27組。合わせて組だから確率は。
(3) 実根なら2本の直線は実軸で一致するので対象外。複素根をとすると、根を表すベクトルのなす角は 直線同士の鋭角がとなるのはのときである。から、従って。から、従って。どちらもを満たし、両条件は同時には成立しない。
の組数はに対して、合計8。ではに限られ、が2組、が4組で計6。従って該当組は、確率は。
この問題で使う考え方
- 判別式
- 根と係数の関係
- 複素共役と偏角
- 整数組の数え上げ
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