九州大学/2019年度/前期
九州大学 2019年 数学 第2問解答・解説
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1問題
0でない2つの整式 が以下の恒等式を満たすとする。 以下の問いに答えよ。(配点50点)
(1) の次数と の次数はともに2以下であることを示せ。
(2) と を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) はともに2以下。(2) 。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) , とし、最高次係数をそれぞれ とする。どちらも零でない。第1の恒等式では、左辺の次数が 、右辺の次数が である。実際、 の最高次項の次数は なので、定数 によって消えない。よって この恒等式の最高次係数を比べると である。
ここで と仮定する。第2の恒等式の左辺 の次数は 右辺の各項の次数は、 が 、 が 、残りの項が高々2である。 では したがって右辺の次数は より小さくなり、恒等式に矛盾する。よって 。また から でもある。ゆえに はともに2以下。
(2) より 。もし なら である。()、 とおくと、第1の恒等式の最高次係数比較で 。このとき第2の恒等式の左辺 は定数だが、右辺の最高次項は ()であるため一致しない。したがって 。よって 、。
最高次係数が等しいことを使い とおく。第1の恒等式の両辺を展開すると したがって 第2の恒等式は、この関係を用いると 係数を比較して これらと , から , , 。よって 実際、 となり、両恒等式を満たす。
この問題で使う考え方
- 次数比較
- 最高次係数比較
- 係数比較
- 未定係数法
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