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東北医科薬科大学/2020年度/一般

東北医科薬科大学 2020年 数学 第I問解答・解説

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1問題

東北医科薬科大学2020年度第I問

整式 f(x)=4x4+ax3+bx2+cx+df(x)=4x^4+ax^3+bx^2+cx+d (a,b,c,da,b,c,d は定数)は、整式 x2−2x+1x^2-2x+1 で割り切れ、導関数 f′(x)f'(x) は整式 x+1x+1 で割り切れる。このとき、次の問に答えなさい。

(1) 関数 y=f(x)y=f(x) が x=−1x=-1 で極値 −4-4 をとるならば、整式 f(x)f(x) の係数は次のようになる。a=アイ,b=ウエ,c=オ,d=カ.a=\boxed{\text{アイ}},\quad b=\boxed{\text{ウエ}},\quad c=\boxed{\text{オ}},\quad d=\boxed{\text{カ}}.

(2) 関数 y=f(x)y=f(x) が2つの極小値を持ち、それらが等しいとき、aa とその極小値は次のようになる。(a,極小値)=(キ,ク),(ケコ,サ),(シスセ,ソタチ).(a,\text{極小値})=(\boxed{\text{キ}},\boxed{\text{ク}}),\quad(\boxed{\text{ケコ}},\boxed{\text{サ}}),\quad(\boxed{\text{シスセ}},\boxed{\text{ソタチ}}).

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    a=−1,b=−8,c=3,d=2a=−1, b=−8, c=3, d=2
  • (2)
    (a,共通極小値)=(0,0),(16,0),(−16,−64))=(0,0),(16,0),(−16,−64)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

f(x)f(x) は (x−1)2(x-1)^2 で割り切れ、f′(x)f'(x) は x+1x+1 で割り切れる。

(1) f(−1)=−4,f′(−1)=0f(-1)=-4, f'(-1)=0、また f(1)=f′(1)=0f(1)=f'(1)=0。係数比較の連立式は 4−a+b−c+d=−4,−16+3a−2b+c=0,4+a+b+c+d=0,16+3a+2b+c=04-a+b-c+d=-4, \quad-16+3a-2b+c=0, \quad4+a+b+c+d=0, \quad16+3a+2b+c=0。これより a=−1,b=−8,c=3,d=2a=-1, b=-8, c=3, d=2。

(2) f(x)=4(x−1)2(x2+ux+v)f(x)=4(x-1)^2(x^2+ux+v) とおく。f′(−1)=0f'(-1)=0 を代入すると v=2u−3v=2u-3。従って f′(x)=16(x−1)(x+1)(x−r),r=3(2−u)4,a=4u−8\displaystyle f'(x)=16(x-1)(x+1)(x-r), \quad r=\frac{3(2-u)}{4}, \quad a=4u-8。

r=−1r=-1 または r=1r=1 では停留点の一つが重根となり、極小点は1個だけである。

−1<r<1-1<r<1 では極小点は −1,1-1,1。両者の値が等しいには f(−1)=f(1)=0f(-1)=f(1)=0 が必要で、f(−1)=16(u−2)f(-1)=16(u-2) より u=2u=2。このとき r=0,a=0r=0, a=0、共通最小値は0。

r<−1r<-1 では極小点は r,1r,1。等値には f(r)=f(1)=0f(r)=f(1)=0 が必要。r≠1r≠1 かつ f(r)=f′(r)=0f(r)=f'(r)=0 なので二次式は重根を持ち、判別式は (u−2)(u−6)(u-2)(u-6)。条件を満たすのは u=6,r=−3,a=16u=6, r=-3, a=16 のみで、共通最小値は0。

r>1r>1 では極小点は −1,r-1,r。u=2−4r/3u=2-4r/3 を用いると f(−1)=−64r/3f(-1)=-64r/3、f(r)=−4(r−1)3(r+3)/3f(r)=-4(r-1)^3(r+3)/3。等値条件は (r+1)3(r−3)=0(r+1)^3(r-3)=0 となる。よって r=3,u=−2,a=−16r=3, u=-2, a=-16 で、共通最小値は f(−1)=−64f(-1)=-64。

重解条件とf′の割り切り条件を連立し、係数を決める。二問目は重解(x−1)²をくくり、残りの二次式の係数を一文字で表して、臨界点の位置により二つの極小点を分類する。重なった臨界点r=±1では極小点は一つだけ。残る三つの配置を調べると、得られる(a,共通極小値)は(0,0)、(16,0)、(−16,−64)。

この問題で使う考え方

  • 因数分解
  • 係数比較
  • 導関数の符号
  • 場合分け

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