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千葉大学/2008年度

千葉大学 2008年 数学 第6問解答・解説

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1問題

千葉大学2008年度第6問

2 次関数 f(x)f(x) は

xf(x)=23x3+(x2+x)∫01f(t)dt+∫0xf(t)dt\displaystyle x f (x) = \frac {2}{3} x ^ {3} + (x ^ {2} + x) \int_ {0} ^ {1} f (t) d t + \int_ {0} ^ {x} f (t) d t

を満たすとする。

(1) f(x)f(x) を求めよ。

(2) 関数 xf(x)x f(x) の x≧0x \geq 0 における最小値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) f(x)=x²−1/3。(2) x≧0でxf(x)の最小値は−2/27、x=1/3x=1/3で達成。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

I=∫01f(t) dt\displaystyle I=\int_0^1 f(t)\,dt とおき、二次関数 f(x)=Ax2+Bx+Cf(x)=Ax^2+Bx+C と表す。すると I=A3+B2+C,∫0xf(t) dt=A3x3+B2x2+Cx.\displaystyle I=\frac A3+\frac B2+C,\qquad \int_0^x f(t)\,dt=\frac A3x^3+\frac B2x^2+Cx. これを問題の恒等式へ代入し、両辺の xx の係数を比較すると A=23+A3,B=I+B2,C=I+C.\displaystyle A=\frac23+\frac A3,\qquad B=I+\frac B2,\qquad C=I+C. よって A=1, I=0, B=0A=1,\ I=0,\ B=0。さらに I=A/3+B/2+C=0I=A/3+B/2+C=0 より C=−1/3C=-1/3。したがって f(x)=x2−13.\displaystyle f(x)=x^2-\frac13. この式を元の条件に代入しても恒等式を満たすので、求める関数はこれである。

次に g(x)=xf(x)=x3−x/3g(x)=xf(x)=x^3-x/3 とする。x≧0x\geq0 で g′(x)=3x2−13.\displaystyle g'(x)=3x^2-\frac13. これは 0≦x<1/30\leq x<1/3 で負、x>1/3x>1/3 で正だから、最小値は x=1/3x=1/3 でとる。 g(13)=127−19=−227.\displaystyle g\left(\frac13\right)=\frac1{27}-\frac19=-\frac2{27}. したがって min⁡x≧0xf(x)=−2/27\displaystyle \boxed{\min\limits _{x\geq0}xf(x)=-2/27}。

この問題で使う考え方

  • 係数比較
  • 積分恒等式への代入検算
  • 導関数の符号

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