九州大学/2001年度/前期
九州大学 2001年 数学 第1問解答・解説
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1問題
関数 を考える。
(1) 関数 がつねに増加するための の条件を求め,その範囲を 平面上に図示せよ。
(2) のとき,関数 が においてつねに増加するための の条件を求めよ。
(3) 関数 が においてつねに増加するための の条件を求め,その範囲を 平面上に図示せよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (中心(1,0)、半径1の円板)。(2) 0≦b≦1。。図は対応する閉領域。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
関数 に対して は恒等的に0ではない多項式である。したがって、区間でなら、任意ので (非零多項式は区間全体で0にはならない)となり、は増加する。逆にの内部でとなる点があれば、その近傍で減少する。よって各小問は指定区間でとなる条件を求めればよい。
(1) 全実数でとなる条件を求める。ではでとなり不適。ではであり、全実数で非負となるには傾きが必要。このときで条件を満たす。では上に開く二次式なので、判別式が必要十分である。 よって条件は。この円板はならのみを含むため、先のの場合も合わせて となる。平面では中心、半径1の円の内部と周である。

(2) とすると。ならでなので不適。なら。ならは増加し、での下限は境界値である。区間は開区間なので、下限が0でも内部では非負(実際は正)であり、必要十分条件は。従って
(3) で条件を調べる。ではでなので不適。では(2)より。次にとし、の頂点を とおく。
、すなわちのとき、はで増加する。下限はなので、条件は。この場合はであり、の(2)も含めると 。
、すなわちのとき、頂点は区間内にあるため、最小値が非負となる条件はである。(1)の判別式計算からを得る。従って全条件は 図示すると、境界は線分、線分、および円の大きい方の弧である。弧はから、を経てへ至る。境界を含む。

この問題で使う考え方
- 導関数の符号
- 判別式
- 頂点位置による場合分け
- 円の不等式による領域表示
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