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千葉大学/2003年度

千葉大学 2003年 数学 第5問解答・解説

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1問題

千葉大学2003年度第5問

放物線 C:y=x2C: y = x^{2} 上の 2 点 A, B は, 直線 AB と C で囲まれる図形の面積が 16\displaystyle \frac{1}{6} になる, という条件を満たしながら C 上を動くとする。このとき, 直線 AB が通りうる点の範囲を求め, 図示せよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 直線ABABが通りうる点の範囲は、放物線 y=x2+14\displaystyle y=x^2+\frac14 とその下側の閉領域(境界を含む)である。境界の頂点は(0,14)\displaystyle (0,\frac14)、軸はx=0x=0。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

A=(u,u2),B=(v,v2),u<vA=(u,u^2), B=(v,v^2),u<v とおく。直線ABの式は y=(u+v)x−uvy=(u+v)x-uv。u≦x≦vu\le x\le v では放物線との差が (x−u)(v−x)(x-u)(v-x) なので、囲まれる面積は S=∫uv(x−u)(v−x) dx=(v−u)36.\displaystyle S=\int_u^v(x-u)(v-x)\,dx=\frac{(v-u)^3}{6}. S=1/6S=1/6 より v−u=1v-u=1。t=(u+v)/2t=(u+v)/2 とおけば u=t−1/2,v=t+1/2u=t-1/2,v=t+1/2 で、tt は全実数を動く。このとき直線ABは y=2tx−t2+14.\displaystyle y=2tx-t^2+\frac14. 点 (x,y)(x,y) がいずれかの直線に属する条件は、t2−2xt+y−1/4=0t^2-2xt+y-1/4=0 が実根を持つこと。判別式から 4x2−4(y−1/4)≧0すなわちy≦x2+14.\displaystyle 4x^2-4(y-1/4)\ge0\quad\text{すなわち}\quad y\le x^2+\frac14. 逆にこの不等式を満たす点なら実数 tt が取れ、それに対応する端点は横座標差1だから面積条件も満たす。対象は線分ABではなく直線ABなので、点の横座標が両端点の間にあるという条件は付けない。

求める範囲は下図の放物線以下の全領域(境界を含む)。

横軸x、縦軸yの座標平面に、上に開く放物線y=x²+1/4が実線で描かれ、その下側が水色で塗られている。放物線の頂点(0, 1/4)に点があり、引き出し線でラベルが付く。上に「y≤x²+1/4(境界を含む)」とあり、放物線とその下側の全体(境界を含む)が直線ABの通りうる範囲である。xの目盛は−2から2、yの目盛は−2から4である。

この問題で使う考え方

  • 面積積分
  • 媒介変数
  • 判別式

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