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千葉大学/2003年度

千葉大学 2003年 数学 第4問解答・解説

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1問題

千葉大学2003年度第4問

数列 {an}\{a_{n}\} を

a1=2an=1n+(1−1n)an−1(n=2,3,… )\displaystyle \begin{array}{l} a _ {1} = 2 \\ a _ {n} = \frac {1}{n} + \left(1 - \frac {1}{n}\right) a _ {n - 1} \quad (n = 2, 3, \dots) \\ \end{array}

で定める。

(1) 一般項 ana_{n} を求めよ。

(2) ∑k=1nk2ak\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n} k^{2} a_{k} を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)an=n+1n=1+1n\displaystyle (1)\quad a_n=\frac{n+1}{n}=1+\frac1n。 (2)∑k=1nk2ak=n(n+1)(n+2)3\displaystyle (2)\quad\sum\limits _{k=1}^{n}k^2a_k=\frac{n(n+1)(n+2)}3。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 漸化式の両辺に nn を掛け、bn=nanb_n=na_n とおくと、n≧2n\ge2 に対して bn=nan=1+(n−1)an−1=1+bn−1b_n=na_n=1+(n-1)a_{n-1}=1+b_{n-1} となる。初項は b1=a1=2b_1=a_1=2 であるから、帰納的に bn=n+1b_n=n+1。したがって an=n+1n=1+1n.\displaystyle \boxed{a_n=\frac{n+1}{n}=1+\frac1n}.

(2) (1)を用いると ∑k=1nk2ak=∑k=1nk2k+1k=∑k=1n(k2+k).\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n}k^2a_k =\sum\limits _{k=1}^{n}k^2\frac{k+1}{k} =\sum\limits _{k=1}^{n}(k^2+k). 平方和と自然数の和の公式から ∑k=1nk2ak=n(n+1)(2n+1)6+n(n+1)2=n(n+1)(n+2)3.\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n}k^2a_k =\frac{n(n+1)(2n+1)}6+\frac{n(n+1)}2 =\boxed{\frac{n(n+1)(n+2)}3}. いずれの式も n=1n=1 で a1=2a_1=2 および和の値 22 を与える。

この問題で使う考え方

  • 漸化式の変形
  • 初項からの帰納
  • 平方和・自然数和

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