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千葉大学/2003年度

千葉大学 2003年 数学 第2問解答・解説

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1問題

千葉大学2003年度第2問

三角形 ABC において, ∠A の 2 等分線が辺 BC と交わる点を D とする。

(1) AB : AC = BD : DC を証明せよ。

(2) AB = 2, AC = 4, AD = 1 のとき, 辺 BC の長さと三角形 ABC の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    AB:AC=BD:DCAB:AC=BD:DC
  • (2)
    BC=3142\displaystyle BC=\frac{3\sqrt{14}}2、面積=3558\displaystyle \text{面積}=\frac{3\sqrt{55}}8

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) θ=∠BAD=∠DAC\theta=\angle BAD=\angle DAC とする。共通の高さを用いて [ABD][ACD]=BDDC.\displaystyle \frac{[ABD]}{[ACD]}=\frac{BD}{DC}. 二辺とその間の角で面積を表すと [ABD][ACD]=12AB⋅ADsin⁡θ12AC⋅ADsin⁡θ=ABAC.\displaystyle \frac{[ABD]}{[ACD]} =\frac{\frac12 AB\cdot AD\sin\theta}{\frac12 AC\cdot AD\sin\theta} =\frac{AB}{AC}. 従って AB:AC=BD:DCAB:AC=BD:DC。

(2) (1)より BD:DC=1:2BD:DC=1:2。BD=s, DC=2sBD=s,\ DC=2s とおく。余弦定理を二つの部分三角形に使うと s2=5−4cos⁡θ,4s2=17−8cos⁡θ.s^2=5-4\cos\theta,\qquad 4s^2=17-8\cos\theta. これらから cos⁡θ=3/8, s2=7/2\cos\theta=3/8,\ s^2=7/2 を得る。従って BC=3s=3142.\displaystyle BC=3s=\frac{3\sqrt{14}}2. さらに sin⁡θ=1−(38)2=558,\displaystyle \sin\theta=\sqrt{1-\left(\frac38\right)^2}=\frac{\sqrt{55}}8, よって [ABC]=12(AB+AC)ADsin⁡θ=3⋅558=3558.\displaystyle [ABC]=\frac12(AB+AC)AD\sin\theta =3\cdot\frac{\sqrt{55}}8=\frac{3\sqrt{55}}8.

第一問は面積比を共通高さ、次に等しい角で二通りに計算。第二問の余弦定理2式からcos⁡θ=38, s2=72\displaystyle \cos\theta=\frac38,\ s^2=\frac72。θは三角形内の角なのでsin⁡θ>0\sin\theta>0。

この問題で使う考え方

  • 共通の高さと面積比
  • 角の二等分線
  • 余弦定理
  • 三角比による面積

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