(1) 余弦定理より cos∠BAC=2⋅AB⋅ACAB2+AC2−BC2=2⋅28⋅25282+252−172=54. 角 A は三角形の内角なので sinA=3/5。従って三角形の面積は 21⋅28⋅25⋅53=210. また,底辺を AB とすると同じ面積は 21⋅28⋅CF だから,CF=15。
(2) まず直角に着目する。垂線の足の定義から, 直径ABACBCAHBHCH同じ円周上にある4点A,B,D,EA,C,D,FB,C,E,FA,E,F,HB,D,F,HC,D,E,H がそれぞれ同一円周上にある。例えば AD⊥BC より ∠ADB=∠ADC=90∘,また BE⊥AC より ∠AEB=∠BEC=90∘ なので,最初の円は直径 AB,3番目の円は直径 BC をもつ。残りも同様に,それぞれの直径に対する二つの直角から従う。
このほかに4点の組がないことを確認するため,座標を置く。余弦・面積の結果から A=(0,0),B=(28,0),F=(20,0),C=(20,15) とできる。BC の方向ベクトルは (−8,15) なので,垂足と垂心の座標は D=B+289224(C−B)=(2896300,2893360),E=125112C=(25448,25336),H=(20,332). この7点で一直線上にある3点は ABF,ACE,BCD,ADH,BEH,CFH である。一つの円と直線は高々2点で交わるから,これらのいずれかを含む4点組は除かれる。残る11組のうち,上表の6組以外は ABCH,ADEF,BDEF,CDEF,DEFH である。
円の方程式を x2+y2+ux+vy+w=0 として残り5組を確かめる。A,B,C を通る円の左辺は H で −832/9,A,D,E または B,D,E を通る円 x2+y2−28x=0 の左辺は F で −160,C,D,E を通る円 x2+y2−40x−377y+560=0 の左辺は F で 160,D,E,F を通る円 x2+y2−34x−677y+280=0 の左辺は H で −208/9 となり,いずれも0でない。従って4点が同一円周上にある組は上表の6組だけである。
各円の直径は AB=28,AC=25,BC=17,AH,BH,CH である。座標から AH=202+(332)2=368,BH=82+(332)2=340,CH=15−332=313. これらを比べると最小の直径は CH=13/3 である。