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帝京大学/2008年度/前期

帝京大学 2008年 数学 第3問解答・解説

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1問題

帝京大学2008年度第3問

次の□にあてはまる数を求め,解答のみを解答欄に記入しなさい。

aa を定数とする,2次関数 y=x2−2ax+3a−2y=x^2-2ax+3a-2 がある。

(1) この2次関数の最小値が正であるような aa の値の範囲は, ア<a<イ\boxed{\text{ア}}<a<\boxed{\text{イ}} である。

(2) この2次関数のグラフが xx 軸と2点で交わり,その2点の xx 座標の差が4より大きいような aa の値の範囲は, a<ウまたはa>エa<\boxed{\text{ウ}}\quad\text{または}\quad a>\boxed{\text{エ}} である。

(3) 0≦a≦40\leq a\leq4 のとき,この2次関数の最小値 ll の取りうる範囲は, オ≦l≦カ\boxed{\text{オ}}\leq l\leq\boxed{\text{カ}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

平方完成、二次不等式、判別式による交点判定、区間上の二次関数の最大・最小を用いた。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 1<a<2;a<3−172 \displaystyle 1<a<2;\qquad a<\frac{3-\sqrt{17}}2\space{} or a>3+172;−6≦l≦14.\displaystyle \space{}a>\frac{3+\sqrt{17}}2;\qquad -6\leq l\leq\frac14.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

平方完成すると y=x2−2ax+3a−2=(x−a)2−a2+3a−2.y=x^2-2ax+3a-2=(x-a)^2-a^2+3a-2. したがって最小値は l(a)=−a2+3a−2=−(a−1)(a−2)l(a)=-a^2+3a-2=-(a-1)(a-2) である。

(1) 最小値が正となる条件は −(a−1)(a−2)>0.-(a-1)(a-2)>0. この二次式は下に凸ではなく上に凸の a2a^2 の負の係数をもつので,根 1,21,2 の間で正となる。よって 1<a<2.1<a<2.

(2) xx 軸との交点の判別式は Δ=(−2a)2−4(3a−2)=4(a−1)(a−2).\Delta=(-2a)^2-4(3a-2)=4(a-1)(a-2). 2点で交わるには Δ>0\Delta>0 が必要である。このとき解の差は Δ=2(a−1)(a−2)\sqrt{\Delta}=2\sqrt{(a-1)(a-2)} なので,差が4より大きい条件は 2(a−1)(a−2)>4すなわちa2−3a−2>0.2\sqrt{(a-1)(a-2)}>4 \quad\text{すなわち}\quad a^2-3a-2>0. この二次不等式の根は (3−17)/2(3-\sqrt{17})/2,(3+17)/2(3+\sqrt{17})/2 である。従って a<3−172またはa>3+172.\displaystyle a<\frac{3-\sqrt{17}}2\quad\text{または}\quad a>\frac{3+\sqrt{17}}2. この範囲は Δ>0\Delta>0 の範囲 a<1a<1 または a>2a>2 に含まれるため,2点で交わる条件も満たしている。

(3) l(a)=−a2+3a−2l(a)=-a^2+3a-2 は下に凸ではなく上に凸の二次関数であり,頂点は a=3/2a=3/2 である。区間 0≦a≦40\leq a\leq4 では最大値が頂点で l(3/2)=14\displaystyle l(3/2)=\frac14 となる。最小値は端点のどちらかで生じ, l(0)=−2,l(4)=−6l(0)=-2,\qquad l(4)=-6 より最小値は −6-6 である。連続な二次関数なので,取りうる範囲は −6≦l≦14\displaystyle -6\leq l\leq\frac14 である。

この問題で使う考え方

  • 二次関数のグラフと頂点
  • 二次関数の最大・最小
  • 二次方程式とグラフ
  • 二次方程式の判別式

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