岐阜大学/2003年度
岐阜大学 2003年 数学 第4問解答・解説
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1問題
a, b, c を実数の定数とするとき,x² + y² + axy + b(x + y) + c = 0 について考える。以下の問に答えよ。(配点比率20%)
(1) y² + by − 1 < 0 をみたす実数 y の範囲を求めよ。
(2) c = −1 とする。y を(1)で求めた範囲で固定したとき,上の x についての2次方程式は,正負両方の解をもつことを示せ。
(3) c = 1 とする。実数 y を固定したとき,上の x についての2次方程式が実数解をもつための条件を a, b, y を用いて表せ。
(4) −2 < a < 2 とする。x² + y² + axy + b(x + y) + 1 = 0 をみたす実数 x, y が存在するための条件を a, b を用いて表せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
(2) 正負一つずつの実数解.
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) の解は である。係数 は正で、判別式 は正だから、不等式を満たす範囲は二つの解の間である。従って
(2) とし、(1)の範囲の を固定する。方程式を について整理すると 定数項は (1) より負である。判別式は となるため二つの実数解をもつ。また、解の積は なので二解の符号は異なる。従って正の解と負の解を一つずつもつ。
(3) のとき、 についての方程式は 最高次係数が なので、実数解をもつための必要十分条件は判別式が非負であること、すなわち である。同値な形は
(4) とおくと 仮定 より両係数は正である。さらに平方完成すると、方程式は となる。左辺は非負であり、 として を動かせば任意の非負値をとれる。従って実数 が存在するための必要十分条件は右辺が非負であること、すなわち または同値に もしくは である。
この問題で使う考え方
- 二次不等式とグラフ
- 二次方程式の判別式
- 解と係数の関係
- 二次関数のグラフと頂点
- 二次関数の最大・最小
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