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筑波大学/2015年度

筑波大学 2015年 数学 第1問解答・解説

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1問題

筑波大学2015年度第1問

以下の問いに答えよ。

(1) 座標平面において, 次の連立不等式の表す領域を図示せよ。

{x2+y≦1x−y≦1\left\{ \begin{array}{l} x ^ {2} + y \leq 1 \\ x - y \leq 1 \end{array} \right.

(2) 2つの放物線 y=x2−2x+ky = x^{2} - 2x + k と y=−x2+1y = -x^{2} + 1 が共有点をもつような実数 k の値の範囲を求めよ。

(3) x, y が (1) の連立不等式を満たすとき, y−x2+2xy - x^{2} + 2x の最大値および最小値と, それらを与える x, y の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

連立不等式を上下の境界とxの範囲に直し、共有点は判別式で、領域上の最大・最小は各境界上の二次関数で調べる。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)−2≦x≦1,x−1≦y≦1−x2,(−2,−3),(1,0).(1)\quad -2\le x\le1,\quad x-1\le y\le1-x^2,\quad (-2,-3),(1,0).
    (2)k≦32.\displaystyle (2)\quad k\le\frac32.
    (3)max⁡=32 \displaystyle (3)\quad \max=\frac32\space{} at (x,y)=(12,34),min⁡=−11 \displaystyle (x,y)=\left(\frac12,\frac34\right),\quad \min=-11\space{} at (x,y)=(−2,−3).(x,y)=(-2,-3).

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1)x2+y≦1であるための必要十分条件はy≦1−x2,x−y≦1であるための必要十分条件はy≧x−1,x−1≦1−x2であるための必要十分条件は(x+2)(x−1)≦0、すなわち−2≦x≦1.y=x−1=1−x2であるための必要十分条件はx=−2,1,(x,y)=(−2,−3),(1,0).(2)x2−2x+k=−x2+1であるための必要十分条件はx2−x+k−12=0,Δ=1−2(k−1)=3−2k≧0であるための必要十分条件はk≦32.(3)q(x,y)=y−x2+2x,−2≦x≦1,x−1≦y≦1−x2.q は、x を固定すると y とともに増加する。q(x,1−x2)=1+2x−2x2=32−2(x−12)2≦32,q(12,34)=32.q(x,x−1)=−x2+3x−1,q(x,x−1)−(−11)=(x+2)(5−x)≧0(−2≦x≦1),q(−2,−3)=−11.\displaystyle \begin{aligned}(1)\quad x^2+y\le1&\text{であるための必要十分条件は} y\le1-x^2,\\x-y\le1&\text{であるための必要十分条件は} y\ge x-1,\\x-1\le1-x^2&\text{であるための必要十分条件は} (x+2)(x-1)\le0\text{、すなわち} -2\le x\le1.\\y=x-1=1-x^2&\text{であるための必要十分条件は} x=-2,1,\quad (x,y)=(-2,-3),(1,0).\\[3pt](2)\quad x^2-2x+k=-x^2+1&\text{であるための必要十分条件は} x^2-x+\frac{k-1}{2}=0,\\\Delta&=1-2(k-1)=3-2k\ge0\text{であるための必要十分条件は} k\le\frac32.\\[3pt](3)\quad q(x,y)&=y-x^2+2x,\quad -2\le x\le1,\quad x-1\le y\le1-x^2.\\q&\text{ は、$x$ を固定すると $y$ とともに増加する。}\\q(x,1-x^2)&=1+2x-2x^2=\frac32-2\left(x-\frac12\right)^2\le\frac32,\\q\left(\frac12,\frac34\right)&=\frac32.\\q(x,x-1)&=-x^2+3x-1,\\q(x,x-1)-(-11)&=(x+2)(5-x)\ge0\quad(-2\le x\le1),\\q(-2,-3)&=-11.\end{aligned}

(1)の領域。実線の境界と2つの交点を含む。

xy平面上で放物線y=1−x²と直線y=x−1に挟まれた領域を青く塗る。−2≤x≤1、x−1≤y≤1−x²。交点(-2,-3)と(1,0)および実線の境界を含む。放物線の頂点は(0,1)。

この問題で使う考え方

  • 二次関数の最大・最小
  • 二次関数のグラフと頂点
  • 二次不等式とグラフ
  • 二次方程式の判別式
  • 不等式の表す領域

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