(1) x=s+t、y=st とすると、s,t は方程式 u2−xu+y=0 の2つの実数解である。したがって判別式は x2−4y≧0 でなければならない。(2,2) については x2−4y=4−42<0 となるため、実数 s,t は存在しない。よって (2,2) は A の点ではない。
(2) A の点 (x,y)=(s+t,st) について x2−4y=(s+t)2−4st=(s−t)2≧0,x2−2y=(s+t)2−2st=s2+t2≦6. 逆に、x2−4y≧0 なら u2−xu+y=0 は実数解 s,t をもち、その解は s+t=x, st=y を満たす。さらに x2−2y≦6 なら s2+t2≦6 だから、この (x,y) は A に属する。よって A={(x,y):x2−4y≧0, x2−2y≦6}={(x,y):2x2−6≦y≦4x2}. 上下の境界が交わるのは 2x2−6=4x2であるための必要十分条件はx2=12, すなわち x=±23、y=3 の点である。したがって図は、y=2x2−3 を下側、y=4x2 を上側とし、−23≦x≦23 の範囲でその間を塗った領域である。下側の頂点は (0,−3)、上側の頂点は (0,0) である。
(3) 下側と上側の境界を L(x)=2x2−3,U(x)=4x2 とおく。A は x 軸について左右対称なので、x≧0 の断面積を積分して2倍する。0≦x≦6 では縦の区間 [L(x),U(x)] が x 軸をまたぎ、回転後の断面は半径 max{−L(x),U(x)} の円板となる。両半径が等しいのは 3−2x2=4x2であるための必要十分条件はx=2(x≧0) である。6≦x≦23 では 0≦L(x)≦U(x) なので、断面は外半径 U(x)、内半径 L(x) の円環となる。以上より V=2π[∫02(3−2x2)2dx+∫223(4x2)2dx−∫623(2x2−3)2dx]. 各積分は ∫02(3−2x2)2dx∫223(4x2)2dx∫623(2x2−3)2dx=[9x−x3+20x5]02=558,=[80x5]223=5183−2,=[20x5−x3+9x]623=5423−246. したがって回転体の体積は V=52π(56−243+246). 各断面の円板・円環の半径は領域の上下境界との距離に一致し、積分の区間は x=2(外半径の切替え)、x=6(下側境界が軸を越える点)、x=23(領域の端)で分けている。