球面S1,S2の中心をそれぞれO1=(1,1,1),O2=(2,3,3)とし、n=(1,2,2)、e=n/3とおく。 両球面の方程式を整理すると S1:x2+y2+z2−2x−2y−2z−4=0,S2:x2+y2+z2−4x−6y−6z+21=0. したがって共通部分Cを含む平面は、両式の差から Π:x+2y+2z=225 である。 O1からΠへの垂線の足をPとする。n⋅O1=5、∣n∣=3より P=O1+∣n∣2225−5n=O1+65n=(611,38,38). またO1P=25なので、Cの半径をρとすると ρ2=7−(25)2=43. 別の球面とS1の方程式の差を取ると、共通部分を含む平面が得られ、その法線は両球面の中心を結ぶ方向である。共通部分はCなのでその平面はΠであり、法線はnに平行である。よって中心QはPを通る法線上にあり、Q=P+teと書ける。点 X が円 C 上にあるならXP=ρかつ(X−P)⋅e=0であるから XQ2=XP2+t2=43+t2. したがって候補球面の半径rはr2=43+t2を満たす。 この候補球面とS1の共通部分の平面を確認する。h=25、Y=X−O1とおくと、Q=O1+(h+t)eである。Xが両球面上にあるとき、2つの球面の式を引けば 2(h+t)Y⋅e=7−(43+t2)+(h+t)2=5(h+t). t=−hならY⋅e=h、すなわちXはΠ上にある。候補球面はCの全点を含むため、このときS1との共通部分はちょうどCである。t=−h=−25ではQ=O1、r=7となって球面がS1そのものになるため除外する。 (1) r2=43+t2≧43であり、等号はt=0のときに成り立つ。したがって求める球面は (x−611)2+(y−38)2+(z−38)2=43.
(2) r=3とすると3=43+t2よりt=±23。よって中心は P+23e=(37,311,311),P−23e=(34,35,35). したがって求める球面は (x−37)2+(y−311)2+(z−311)2=3,(x−34)2+(y−35)2+(z−35)2=3.