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東北医科薬科大学/2019年度/一般

東北医科薬科大学 2019年 数学 第I問解答・解説

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1問題

東北医科薬科大学2019年度第I問

xyzxyz 空間内に点 A(2,1,1),B(−1,1,2),C(1,−1,0)A(2,1,1), B(-1,1,2), C(1,-1,0) がある。このとき、次の問に答えよ。

(1) 三角形 ABCABC の面積は アイ\sqrt{\boxed{\text{ア}}\boxed{\text{イ}}} である。

(2) 原点を O(0,0,0)O(0,0,0) とおく。点 O,CO,C を通る直線を ℓ\ell とし、直線 ℓ\ell 上の点 DD の xx 座標を tt とおく。また、点 EE は、点 A,BA,B を通る直線上を動くとする。このとき、DE2DE^2 の最小値は f(t)=ウエt2+オカt+キクケコ\displaystyle f(t)=\frac{\boxed{\text{ウ}}\boxed{\text{エ}}t^2+\boxed{\text{オ}}\boxed{\text{カ}}t+\boxed{\text{キ}}\boxed{\text{ク}}}{\boxed{\text{ケ}}\boxed{\text{コ}}} である。さらに、tt が全ての実数を動くとき、f(t)f(t) は t=サシスセ\displaystyle t=\frac{\boxed{\text{サ}}\boxed{\text{シ}}}{\boxed{\text{ス}}\boxed{\text{セ}}} のとき最小値 ソタチツ\displaystyle \frac{\boxed{\text{ソ}}\boxed{\text{タ}}}{\boxed{\text{チ}}\boxed{\text{ツ}}} をとる。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

空間の点を位置ベクトルで表す。辺の内積と正射影から三角形の面積を求め、直線上の点を媒介変数で表して距離の平方を平方完成し、順に最小化する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)14 (\quad \sqrt{14}\space{}(ア=1, =1,\space{} イ=4),=4),\qquad (2)f(t)=11t2+10t+3510 (\displaystyle \quad f(t)=\frac{11t^2+10t+35}{10}\space{}(ウ=1,=1,エ=1,=1,オ=1,=1,カ=0,=0,キ=3,=3,ク=5,=5,ケ=1,=1,コ=0),t=−511 (\displaystyle =0),\quad t=-\frac{5}{11}\space{}(サ=−,=-,シ=5,=5,ス=1,=1,セ=1)=1) のとき最小値 3611 (\displaystyle \frac{36}{11}\space{}(ソ=3,=3,タ=6,=6,チ=1,=1,ツ=1).=1).

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 辺を表すベクトルは AB→=(−3,0,1),AC→=(−1,−2,−1)\overrightarrow{AB}=(-3,0,1),\qquad \overrightarrow{AC}=(-1,-2,-1) であるから、 ∣AB→∣2=10,∣AC→∣2=6,AB→⋅AC→=2|\overrightarrow{AB}|^2=10,\qquad |\overrightarrow{AC}|^2=6,\qquad \overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AC}=2 となる。AC→\overrightarrow{AC} の AB→\overrightarrow{AB} 方向への正射影の長さは ∣AB→⋅AC→∣∣AB→∣\displaystyle \dfrac{|\overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AC}|}{|\overrightarrow{AB}|} である。三平方の定理から高さを求めると、三角形 ABCABC の面積は 12∣AB→∣2∣AC→∣2−(AB→⋅AC→)2=1210⋅6−22=14.\displaystyle \frac12\sqrt{|\overrightarrow{AB}|^2|\overrightarrow{AC}|^2-(\overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AC})^2} =\frac12\sqrt{10\cdot6-2^2} =\sqrt{14}.

(2) DD は直線 OCOC 上にあり、その xx 座標が tt なので、D=(t,−t,0)D=(t,-t,0) と表せる。また、B−A=(−3,0,1)B-A=(-3,0,1) より、直線 ABAB 上の点 EE は実数 ss を用いて E=A+s(B−A)=(2−3s,1,1+s)E=A+s(B-A)=(2-3s,1,1+s) と表せる。したがって DE2=(2−3s−t)2+(1+t)2+(1+s)2=10(s−5−3t10)2+11t2+10t+3510.\displaystyle \begin{aligned} DE^2&=(2-3s-t)^2+(1+t)^2+(1+s)^2\\ &=10\left(s-\frac{5-3t}{10}\right)^2+\frac{11t^2+10t+35}{10}. \end{aligned} 平方の項は s=5−3t10\displaystyle s=\dfrac{5-3t}{10} のとき、かつそのときに限り 00 になる。この値は任意の実数 tt に対して実数なので、DE2DE^2 の最小値は f(t)=11t2+10t+3510\displaystyle f(t)=\frac{11t^2+10t+35}{10} である。さらに平方完成すると f(t)=1110(t+511)2+3611.\displaystyle f(t)=\frac{11}{10}\left(t+\frac{5}{11}\right)^2+\frac{36}{11}. 1110>0\displaystyle \dfrac{11}{10}>0 より、f(t)f(t) は t=−511\displaystyle t=-\dfrac{5}{11} のとき最小値 3611\displaystyle \dfrac{36}{11} をとる。検算として代入すると、f(−511)=3611\displaystyle f(-\dfrac{5}{11})=\dfrac{36}{11} となり、平方完成で得た最小値と一致する。

この問題で使う考え方

  • 空間図形の計量
  • ベクトルの成分表示
  • ベクトルの内積
  • 空間座標と空間ベクトル
  • 位置ベクトル
  • ベクトルによる図形の考察

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