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鹿児島大学/2009年度/前期

鹿児島大学 2009年 数学 第2問解答・解説

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1問題

鹿児島大学2009年度第2問

次の各問いに答えよ。

(1) 直線 4x−3y=a4x-3y=a が放物線 y=−x2+6x−5y=-x^2+6x-5 と接するとき,aa の値と接点の座標を求めよ。

(2) 点 (x,y)(x,y) が連立不等式 x2+y2≦25, y≦−x2+6x−5x^2+y^2\leq25,\ y\leq -x^2+6x-5 の表す領域を動くとき,4x−3y4x-3y の最小値と最大値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)a=−43,接点 (73,329),(2)最小値 min⁡(4x−3y)=−43,最大値 max⁡(4x−3y)=25\displaystyle \begin{gathered}(1)\quad a=-\frac43,\qquad\text{接点 }\left(\frac73,\frac{32}{9}\right),\\(2)\quad\text{最小値 }\min(4x-3y)=-\frac43,\qquad\text{最大値 }\max(4x-3y)=25\end{gathered}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 放物線上の点で直線の左辺を表すと、4x−3y=4x−3(−x2+6x−5)=3x2−14x+154x-3y=4x-3(-x^2+6x-5)=3x^2-14x+15 となる。したがって、直線と放物線の交点の xx 座標は、3x2−14x+15−a=03x^2-14x+15-a=0 の解である。接するときはこの二次方程式が重解をもつから、判別式を 00 とおくと、(−14)2−4⋅3(15−a)=0,16+12a=0.(-14)^2-4\cdot3(15-a)=0,\qquad 16+12a=0. よって a=−43\displaystyle a=-\frac{4}{3} であり、重解は x=146=73\displaystyle x=\frac{14}{6}=\frac{7}{3} である。このときy=−(73)2+6⋅73−5=329.\displaystyle y=-\left(\frac{7}{3}\right)^2+6\cdot\frac{7}{3}-5=\frac{32}{9}. よって接点は (73,329)\displaystyle \left(\frac{7}{3},\frac{32}{9}\right) である。実際、4⋅73−3⋅329=−43\displaystyle 4\cdot\frac{7}{3}-3\cdot\frac{32}{9}=-\frac{4}{3} となり、求めた aa と一致する。

(2) 領域内では y≦−x2+6x−5y\le -x^2+6x-5 なので、4x−3y≧4x−3(−x2+6x−5)=3x2−14x+15=3(x−73)2−43≧−43.\displaystyle 4x-3y\ge 4x-3(-x^2+6x-5)=3x^2-14x+15=3\left(x-\frac{7}{3}\right)^2-\frac{4}{3}\ge -\frac{4}{3}. 等号は x=73\displaystyle x=\frac{7}{3} かつ y=−x2+6x−5=329\displaystyle y=-x^2+6x-5=\frac{32}{9} のときに成り立つ。この点はx2+y2=499+102481=146581<25\displaystyle x^2+y^2=\frac{49}{9}+\frac{1024}{81}=\frac{1465}{81}<25 を満たすので領域内にある。したがって最小値は −43\displaystyle -\frac{4}{3} である。

また、恒等式25(x2+y2)−(4x−3y)2=(3x+4y)2≧025(x^2+y^2)-(4x-3y)^2=(3x+4y)^2\ge0 と x2+y2≦25x^2+y^2\le25 より、(4x−3y)2≦25(x2+y2)≦625,(4x-3y)^2\le25(x^2+y^2)\le625, したがって 4x−3y≦254x-3y\le25 である。点 (4,−3)(4,-3) は 42+(−3)2=254^2+(-3)^2=25 かつ −3≦−42+6⋅4−5=3-3\le -4^2+6\cdot4-5=3 を満たして領域内にあり、そこで 4x−3y=254x-3y=25 となる。よって最大値は 2525 である。

この問題で使う考え方

  • 二次関数の最大・最小
  • 円の方程式
  • 二次方程式の判別式
  • 等式・不等式の証明
  • 直線の方程式
  • 不等式の表す領域

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