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信州大学/2007年度

信州大学 2007年 数学 第6問解答・解説

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1問題

信州大学2007年度第6問

aを実数とし,f(x)=1/(x^2+ax+a)は,すべての実数xに対しf(x)>0とする。(1) aのとりうる値の範囲を求めよ。(2) 関数y=f(x)が最大値をとるときのxの値pを,aを用いて表せ。(3) 曲線y=f(x)の2つの変曲点の座標を,aを用いて表せ。(4) (2)のpに対してP(p,f(p))とし,(3)の変曲点をQ,Rとする。aが(1)で求めた範囲を動くとき,△PQRの面積のとりうる値の範囲を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)0<a<4,(2)p=−a2,(3)Q,R=(−a2±12a(4−a)3,3a(4−a)),(4)[△PQR]∈[143,∞).\displaystyle \begin{aligned} (1)\quad&0<a<4,\\ (2)\quad&p=-\frac a2,\\ (3)\quad&Q,R=\left(-\frac a2\pm\frac12\sqrt{\frac{a(4-a)}3},\frac3{a(4-a)}\right),\\ (4)\quad&[\triangle PQR]\in\left[\frac1{4\sqrt3},\infty\right). \end{aligned}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

m=a−a24=a(4−a)4\displaystyle m=a-\frac{a^2}{4}=\frac{a(4-a)}4 とおけば m>0m>0 の範囲は 0<a<40<a<4。このとき f(x)=1(x+a/2)2+m\displaystyle f(x)=\frac1{(x+a/2)^2+m} なので、分母が最小となる p=−a/2p=-a/2 で最大値をとる。

(3) t=x+a/2t=x+a/2 とおくと f=(t2+m)−1f=(t^2+m)^{-1} であり f′′(x)=2(3t2−m)(t2+m)3.\displaystyle f''(x)=\frac{2(3t^2-m)}{(t^2+m)^3}. 分母は常に正で、分子は t=±m/3t=\pm\sqrt{m/3} で符号が変わる。そのとき y=3/(4m)y=3/(4m) だから Q,R=(−a2±12a(4−a)3,3a(4−a)).\displaystyle Q,R=\left(-\frac a2\pm\frac12\sqrt{\frac{a(4-a)}3},\frac3{a(4-a)}\right).

(4) PP の高さは 1/m1/m、Q,RQ,R の高さは 3/(4m)3/(4m)、QR=2m/3QR=2\sqrt{m/3}。よって [△PQR]=143m.\displaystyle [\triangle PQR]=\frac1{4\sqrt{3m}}. さらに m=a(4−a)4=1−(a−2)24\displaystyle m=\frac{a(4-a)}4=1-\frac{(a-2)^2}{4} は 0<a<40<a<4 のとき 0<m≦10<m\le1 の範囲全体を動く。面積は m=1m=1(a=2a=2)で最小となり、 [△PQR]min⁡=143.\displaystyle [\triangle PQR]_{\min}=\frac1{4\sqrt3}. m→0+m\to0^+ では面積は上限なく増加するため、値域は [△PQR]≧143.\displaystyle [\triangle PQR]\ge\frac1{4\sqrt3}.

答え

(1)0<a<4,(2)p=−a2,(3)Q,R=(−a2±12a(4−a)3,3a(4−a)),(4)[△PQR]≧143.\displaystyle \begin{aligned} (1)\quad&0<a<4,\\ (2)\quad&p=-\frac a2,\\ (3)\quad&Q,R=\left(-\frac a2\pm\frac12\sqrt{\frac{a(4-a)}3},\frac3{a(4-a)}\right),\\ (4)\quad&[\triangle PQR]\ge\frac1{4\sqrt3}. \end{aligned}

この問題で使う考え方

  • 二次方程式の判別式
  • 二次関数のグラフと頂点
  • 二次関数の最大・最小
  • 分数関数の性質
  • 第二次導関数
  • 凹凸と変曲点
  • 座標による距離
  • 三角比による面積

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