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信州大学/2007年度

信州大学 2007年 数学 第4問解答・解説

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1問題

信州大学2007年度第4問

a>0 とする。曲線 y=x^2 上の点 A(a,a2)A(a,a^2) における接線をℓ1とし,点Aにおいてℓ1と垂直に交わる直線をℓ2とする。曲線 y=x^2 と直線ℓ2で囲まれる部分の面積をS1とし,直線ℓ1,ℓ2およびy軸で囲まれる部分の面積をS2とする。(1) S1を,aを用いて表せ。(2) S1=S2^3を満たすaの値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) S1=(4a2+1)348a3\displaystyle S_1=\frac{(4a^2+1)^3}{48a^3}。 (2) a=436\displaystyle a=\sqrt[6]{\frac43}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

点 A(a,a2)A(a,a^2) での接線は ℓ1:y=2ax−a2\ell_1:y=2ax-a^2。これに垂直な、AA を通る直線は ℓ2:y=−x2a+a2+12.\displaystyle \ell_2:y=-\frac{x}{2a}+a^2+\frac12. 放物線との交点の xx 座標は x2=−x2a+a2+12すなわち(x−a)(x+a+12a)=0.\displaystyle x^2=-\frac{x}{2a}+a^2+\frac12\quad\text{すなわち}\quad(x-a)\left(x+a+\frac1{2a}\right)=0. 従ってもう一つの交点を r=−a−1/(2a)r=-a-1/(2a) とする。a>0a>0 なので r<ar<a。r≦x≦ar\le x\le a の範囲で直線から放物線を引いた差は (x−r)(a−x)(x-r)(a-x)。幅 d=a−r=(4a2+1)/(2a)d=a-r=(4a^2+1)/(2a) とおくと S1=∫ra(x−r)(a−x)dx=∫0du(d−u)du=d36=(4a2+1)348a3.\displaystyle S_1=\int_r^a(x-r)(a-x)dx=\int_0^d u(d-u)du=\frac{d^3}{6}=\frac{(4a^2+1)^3}{48a^3}.

yy 軸上で2直線に挟まれる長さは (a2+1/2)−(−a2)=2a2+1/2(a^2+1/2)-(-a^2)=2a^2+1/2、頂点 AA から yy 軸までの距離は aa。従って S2=12a(2a2+12)=a(4a2+1)4.\displaystyle S_2=\frac12a\left(2a^2+\frac12\right)=\frac{a(4a^2+1)}4. S1=S23S_1=S_2^3 に代入し、正の共通因子 (4a2+1)3(4a^2+1)^3 を消すと 1/(48a3)=a3/641/(48a^3)=a^3/64、すなわち a6=4/3a^6=4/3。条件 a>0a>0 より唯一の解は a=436.\displaystyle a=\sqrt[6]{\frac43}.

この問題で使う考え方

  • 接線と法線
  • 定積分による面積
  • 三角形の面積

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