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日本大学/2008年度/2月8日

日本大学 2008年 数学 第4問解答・解説

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1問題

日本大学2008年度第4問

傾き aaが正の直線 y=axy=axと3次関数 y=x3−xy=x^3-xのグラフで囲まれる領域のうち,x≧0x\geq0の範囲にある部分を DDとする。以下の問いに答えなさい。

(1) この直線と3次関数のグラフの交点のうち,xx座標が正である点の座標を求めなさい。

(2) 領域 DDにおいて,yy座標が0以上の部分を D1D_1,0以下の部分を D2D_2とする。D1D_1と D2D_2の面積比が 24:2524:25となるような aaの値を求めなさい。

(3) aaが(2)で求めた値のとき,領域 DDを xx軸のまわりに1回転させてできる立体の体積を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (a+1,aa+1);a=25;V=π(1000+14415)13125.\displaystyle \left(\sqrt{a+1},a\sqrt{a+1}\right);\quad a=\frac25;\quad V=\frac{\pi(1000+144\sqrt{15})}{13125}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 交点では ax=x3−xax=x^3-x だから x(x2−a−1)=0.x(x^2-a-1)=0. x>0x>0 より x=a+1x=\sqrt{a+1} であり、交点は (a+1, aa+1).\left(\sqrt{a+1},\,a\sqrt{a+1}\right).

(2) r=a+1r=\sqrt{a+1} とおく。0<x<r0<x<r では ax−(x3−x)=x(a+1−x2)>0ax-(x^3-x)=x(a+1-x^2)>0 なので、領域 DD 全体の面積は ∫0r{(a+1)x−x3} dx=(a+1)r22−r44=(a+1)24.\displaystyle \int_0^r \{(a+1)x-x^3\}\,dx =\frac{(a+1)r^2}{2}-\frac{r^4}{4} =\frac{(a+1)^2}{4}. xx軸より下にあるのは 0<x<10<x<1 で、そこでは曲線 y=x3−xy=x^3-x の下側の面積が ∣D2∣=∫01(x−x3) dx=14.\displaystyle |D_2|=\int_0^1(x-x^3)\,dx=\frac14. 従って ∣D1∣=(a+1)24−14.\displaystyle |D_1|=\frac{(a+1)^2}{4}-\frac14. 条件 ∣D1∣:∣D2∣=24:25|D_1|:|D_2|=24:25 より (a+1)2−11=2425.\displaystyle \frac{(a+1)^2-1}{1}=\frac{24}{25}. a>0a>0 なので a+1=7/5a+1=7/5、従って a=2/5a=2/5。

(3) a=2/5a=2/5 のとき r=7/5r=\sqrt{7/5}。0≦x≦10\le x\le1 では縦の切片が xx軸をまたぐので、回転断面は半径 max⁡{2x/5,x−x3}\displaystyle \max\{2x/5,x-x^3\} の円である。両者の大小が入れ替わる点は 2x5=x−x3,x>0よりc=35.\displaystyle \frac{2x}{5}=x-x^3,\qquad x>0 \quad\text{より}\quad c=\sqrt{\frac35}. 1≦x≦r1\le x\le r では両曲線とも xx軸より上にあり、回転断面は外半径 2x/52x/5、内半径 x3−xx^3-x の円環である。よって Vπ=∫0c(x−x3)2 dx+∫c1(2x5)2 dx+∫1r{(2x5)2−(x3−x)2} dx.\displaystyle \frac V\pi= \int_0^c(x-x^3)^2\,dx+ \int_c^1\left(\frac{2x}{5}\right)^2\,dx+ \int_1^r\left\{\left(\frac{2x}{5}\right)^2-(x^3-x)^2\right\}\,dx. c2=3/5, r2=7/5c^2=3/5,\ r^2=7/5 を用いて各積分を計算すると ∫0c(x−x3)2 dx=7687535,∫c1(2x5)2dx=475−412535,∫1r{(2x5)2−(x3−x)2}dx=4175.\displaystyle \int_0^c(x-x^3)^2\,dx=\frac{76}{875}\sqrt{\frac35},\quad \int_c^1\left(\frac{2x}{5}\right)^2dx=\frac4{75}-\frac4{125}\sqrt{\frac35},\quad \int_1^r\left\{\left(\frac{2x}{5}\right)^2-(x^3-x)^2\right\}dx=\frac4{175}. したがって V=π(8105+4887535)=π(1000+14415)13125.\displaystyle V=\pi\left(\frac8{105}+\frac{48}{875}\sqrt{\frac35}\right) =\frac{\pi(1000+144\sqrt{15})}{13125}.

この問題で使う考え方

  • 定積分による面積
  • 定積分
  • 不定積分・定積分の性質
  • 定積分による体積

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