藤田医科大学/2019年度/前期
藤田医科大学 2019年 数学 第2問解答・解説
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1問題
実数 が の範囲で動くとき, 平面において で与えられる曲線が通過しうる部分を とする。次の問いに答えよ。 (1) を図示せよ。 (2) の面積 を求めよ。 (3) のうち の部分を 軸の周りに1回転させてできる立体の体積 を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2解答
解答を見る答えはこの解答の中にあります
(1) 式を平方完成すると となる。これは中心 ,半径 の円である。両端 の円をそれぞれ とすると,その方程式の左辺は であり,途中の円の左辺は である。したがって,ある で円上にある条件は,線形な式 が区間内で0になること,すなわち である。よって は中心 ,半径1, は中心 ,半径1の円である。図示するときは両円周を含め,円の内部の一方だけに入る2つの三日月形領域を塗る。

(2) 2円の中心間距離は である。共通弦の両端を とする。各中心と を結ぶと,辺の長さが の直角二等辺三角形ができるため,対応する中心角は90度である。よって2円の共通部分の面積は,90度の扇形2個から直角二等辺三角形2個を引いて 各円の面積は なので,円の内部の一方だけに属する部分の面積は 円周は面積に寄与しない。 (3) に限って縦の切り口を考える。 では 側の区間だけがあり,その下端・上端は では2円の上半分の区間が重なる。さらに とおくと, 内の の区間は , 内の区間は である。このとき が成り立つ。実際, より ,また より ,最後に である。したがって の縦切り口は または であり,回転断面積は となる。 では 側だけが残り,区間は である。端の有限個の の切り口は体積に影響しない。 よって回転体積は ここで第1積分は半径1の円の4分の1の面積,第2・第3積分は多項式の原始関数で評価した。
この問題で使う考え方
- 円の性質
- 円の方程式
- 不等式の表す領域
- 定積分
- 不定積分・定積分の性質
- 定積分による体積
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