日本大学/2009年度/2月8日
日本大学 2009年 数学 第4問解答・解説
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1問題
連立不等式で定義された 平面上の領域を とする。以下の問に答えなさい。
(1) 領域 の面積を求めなさい。
(2) 点 が領域 を動くとき、 の最小値を求めなさい。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
不等式から領域の射影と二つの交点を特定し、円の扇形から三角形を引いて面積を求めた。最小値は下側境界に絞り、平方の非負性で評価して等号成立を確認した。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
平方根の定義域から である。また だから、領域 に点があるためには 、すなわち が必要である。従って であり、この範囲では なので、二つの境界の大小は を両辺平方して判定できる。整理すると よって である。
円弧の式は であり、中心 、半径1の円の下半分である。直線との交点は 半径 で、 だから、中心角 である。したがって、領域 はこの扇形から三角形 を除いた円弧部分である。扇形の面積は 、三角形 は一辺1の正三角形なので面積は 。ゆえに
次に、 を満たす各 について の最小値は下側の境界 であるから ここで 、 とおくと 、 であり、 より である。従って すなわち 。よって である。等号は 、すなわち のとき成立し、この値は を満たす。下側境界上の点 は に属するので、最小値は実際に達成される。
検算として、面積は扇形の面積 より小さく正であり、最小値を与える点では となる。
この問題で使う考え方
- 三角比による面積
- 等式・不等式の証明
- 円の方程式
- 不等式の表す領域
- 円の性質
- ベクトルの内積
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