本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

旭川医科大学/2026年度

旭川医科大学 2026年 数学 第3問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

旭川医科大学2026年度第3問

O を原点とする平面上に △OAB を OA = 3, OB = 2, ∣2OA→−OB→∣=42\left|2\overrightarrow{OA}-\overrightarrow{OB}\right|=4\sqrt2 を満たすようにとる.このとき,次の問いに答えよ.

問 1 内積 OA→⋅OB→\overrightarrow{OA} \cdot \overrightarrow{OB} を求めよ.

問 2 実数 s, t に対して, OP→=sOA→+tOB→\overrightarrow{OP} = s\overrightarrow{OA} + t\overrightarrow{OB} で定まる点 P を考える. s, t が s≧0s \geq 0 , t≧0t \geq 0 , s+t≧1s + t \geq 1 , s+2t≦2s + 2t \leq 2 を満たしながら変化するとき, 点 P の存在する範囲の面積 S を求めよ.

問 3 (1) 実数 u, v (u > 1, v > 1) に対して, OA′→=uOA→\overrightarrow{OA'} = u\overrightarrow{OA} , OB′→=vOB→\overrightarrow{OB'} = v\overrightarrow{OB} で定まる点 A', 点 B' を考える. 四角形 AA'B'B が外接円をもつとき, v を u を用いて表せ.

(2) 問 2 の S と (1) の四角形 AA'B'B の面積 T の比が 1:8 であるときの u, v の値をそれぞれ求めよ.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

解答 問1 a⃗=OA→, b⃗=OB→\vec a=\overrightarrow{OA},\ \vec b=\overrightarrow{OB} とおくと、 32=∣2a⃗−b⃗∣2=4∣a⃗∣2+∣b⃗∣2−4a⃗⋅b⃗=4⋅9+4−4a⃗⋅b⃗32=|2\vec a-\vec b|^2=4|\vec a|^2+|\vec b|^2-4\vec a\cdot\vec b =4\cdot9+4-4\vec a\cdot\vec b より a⃗⋅b⃗=2\vec a\cdot\vec b=2。

問2 θ=∠AOB\theta=\angle AOB とすると、cos⁡θ=2/(3⋅2)=1/3\cos\theta=2/(3\cdot2)=1/3 だから sin⁡θ=22/3\sin\theta=2\sqrt2/3。よって ∣det⁡(a⃗,b⃗)∣=∣a⃗∣∣b⃗∣sin⁡θ=42.|\det(\vec a,\vec b)|=|\vec a||\vec b|\sin\theta=4\sqrt2. (s,t)(s,t) 平面で s,t≧0, s+t≧1, s+2t≦2s,t\ge0,\ s+t\ge1,\ s+2t\le2 を満たす領域は、頂点 (1,0),(2,0),(0,1)(1,0),(2,0),(0,1) の三角形で、面積は 1/21/2。写像 (s,t)↦sa⃗+tb⃗(s,t)\mapsto s\vec a+t\vec b は面積を ∣det⁡(a⃗,b⃗)∣|\det(\vec a,\vec b)| 倍するので、 S=12⋅42=22.\displaystyle S=\frac12\cdot4\sqrt2=2\sqrt2.

問3(1) O,A,A′O,A,A' はこの順に一直線上、O,B,B′O,B,B' もこの順に一直線上にある。四点が同一円周上にあれば、点 OO の方べきより OA⋅OA′=OB⋅OB′,3⋅3u=2⋅2v,OA\cdot OA'=OB\cdot OB',\qquad 3\cdot3u=2\cdot2v, したがって v=9u/4v=9u/4。逆にこの等式が成り立つとする。A,A′,BA,A',B は一直線上にないので、それらを通る円を考える。この円と直線 OBOB との交点は BB ともう一つの点 B∗B^* であり、方べきから OB⋅OB∗=OA⋅OA′=9u.OB\cdot OB^*=OA\cdot OA'=9u. 一方 v=9u/4v=9u/4 なら OB′=2v=9u/2=9u/OBOB'=2v=9u/2=9u/OB なので OB′=OB∗OB'=OB^*。また B′B' は BB と同じ半直線上にあり、よって B′=B∗B'=B^*。したがって四点 A,A′,B′,BA,A',B',B は同一円周上にある。ゆえに v=9u4.\displaystyle \boxed{v=\frac{9u}{4}}.

問3(2) u,v>1u,v>1 なので三角形 OABOAB は三角形 OA′B′OA'B' に含まれる。実際、OABOAB 内の点 sa⃗+tb⃗s\vec a+t\vec b(s,t≧0, s+t≦1s,t\ge0,\ s+t\le1)は、OA′B′OA'B' の係数 s/u,t/vs/u,t/v の和が s/u+t/v≦s+t≦1s/u+t/v\le s+t\le1 だから後者にも属する。三角形 OA′B′OA'B' の面積は uvuv 倍なので、 T=(uv−1)[OAB]=(uv−1)22.T=(uv-1)[OAB]=(uv-1)2\sqrt2. S:T=1:8S:T=1:8 と S=22S=2\sqrt2 から T=162T=16\sqrt2、ゆえに uv=9uv=9。問3(1)と合わせると 9u2/4=99u^2/4=9。u>1u>1 より u=2u=2、v=9/2v=9/2。 (u,v)=(2,92).\displaystyle \boxed{(u,v)=\left(2,\frac92\right)}.

この問題で使う考え方

  • ベクトルの和・差・実数倍
  • 位置ベクトル
  • ベクトルの内積
  • ベクトルによる図形の考察
  • 不等式の表す領域
  • 三角比による面積
  • 方べきの定理

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。