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日本大学/2009年度/2月8日

日本大学 2009年 数学 第2問解答・解説

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1問題

日本大学2009年度第2問

三角形 ABCABC は AB=22AB=2\sqrt{2}、BC=2BC=2 を満たし、半径2の円 OO に内接している。ただし、∠ABC\angle ABC は鈍角である。以下の問に答えなさい。

円に内接する三角形ABCの図。円周上の上にB、左上にC、右にAがあり、AB、BC、CAが実線で結ばれている。円の中心には黒丸とOの表示がある。

(1) ACAC の長さを求めなさい。

(2) 円 OO の周上に点 DD を BA∥CDBA\parallel CD を満たすように選び、円 OO に内接する四角形 ABCDABCD を作る。四角形 ABCDABCD の面積を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)AC=6+2,(1)\quad AC=\sqrt{6}+\sqrt{2},
    (2)[ABCD]=3+23.(2)\quad [ABCD]=3+2\sqrt{3}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

三角形の外接円の半径は (R=2) である。正弦定理より AB=2Rsin⁡∠ACB,BC=2Rsin⁡∠BAC.AB=2R\sin\angle ACB,\qquad BC=2R\sin\angle BAC. ∠ABC>π/2\angle ABC>\pi/2 なので、∠ACB<π/2\angle ACB<\pi/2 かつ ∠BAC<π/2\angle BAC<\pi/2 である。したがって 22=4sin⁡∠ACB2\sqrt{2}=4\sin\angle ACB から ∠ACB=π/4\angle ACB=\pi/4 を得る。また 2=4sin⁡∠BAC2=4\sin\angle BAC と 0<∠BAC<π/20<\angle BAC<\pi/2 から ∠BAC=π/6\angle BAC=\pi/6 である。よって ∠ABC=π−π4−π6=7π12.\displaystyle \angle ABC=\pi-\frac{\pi}{4}-\frac{\pi}{6}=\frac{7\pi}{12}. 再び正弦定理を用いると AC=2Rsin⁡∠ABC=4sin⁡7π12=4sin⁡(π3+π4)=6+2.\displaystyle AC=2R\sin\angle ABC=4\sin\frac{7\pi}{12} =4\sin\left(\frac{\pi}{3}+\frac{\pi}{4}\right) =\sqrt{6}+\sqrt{2}.

次に、BA∥CDBA\parallel CD より ∠ACD=∠CAB=π/6\angle ACD=\angle CAB=\pi/6 である。四角形 ABCDABCD は円に内接するから、対角の和は π\pi であり、 ∠ADC=π−∠ABC=5π12.\displaystyle \angle ADC=\pi-\angle ABC=\frac{5\pi}{12}. したがって三角形 ACDACD では ∠CAD=π−π/6−5π/12=5π/12\angle CAD=\pi-\pi/6-5\pi/12=5\pi/12 となる。∠CAD=∠ADC\angle CAD=\angle ADC より、対辺は等しく CD=AC=6+2CD=AC=\sqrt{6}+\sqrt{2} である。

対角線 ACAC で分けた二つの三角形の面積を求める。 [ABC]=12AB⋅BCsin⁡∠ABC=22sin⁡7π12=1+3,\displaystyle [ABC]=\frac12 AB\cdot BC\sin\angle ABC =2\sqrt{2}\sin\frac{7\pi}{12} =1+\sqrt{3}, また [ACD]=12AC⋅CDsin⁡∠ACD=14(6+2)2=2+3.\displaystyle [ACD]=\frac12 AC\cdot CD\sin\angle ACD =\frac14(\sqrt{6}+\sqrt{2})^2 =2+\sqrt{3}. よって [ABCD]=[ABC]+[ACD]=3+23.[ABCD]=[ABC]+[ACD]=3+2\sqrt{3}. 検算として、AC/(2R)=sin⁡(7π/12)AC/(2R)=\sin(7\pi/12) であり、AC=6+2<4=2RAC=\sqrt{6}+\sqrt{2}<4=2R なので、求めた弦の長さは外接円の直径を超えず、角の条件とも一致する。

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