f(x)=∣x2−3x∣−1 とおく。0<a<3 では f(x)={x2−3x−1−x2+3x−1(x≦0 または x≧3),(0≦x≦3).
接線と交点
a は中央の枝上にあるので f′(a)=3−2a。点 (a,f(a)) での接線は ℓ(x)=(3−2a)x+a2−1. 中央の枝との差は ℓ(x)−f(x)=(x−a)2 である。左右の外側の枝と交わる位置を、それぞれ x=−u、x=3+v (u,v>0) とする。また q=3−a と置く。左側では ℓ(−t)−f(−t)=a2−2qt−t2(t≧0), 右側では ℓ(3+t)−f(3+t)=q2−2at−t2(t≧0). これらの正の零点は u=a2+q2−q,v=a2+q2−a. したがって、曲線と接線に囲まれる部分の面積は、中央部分と左右の部分を足して S=∫03(x−a)2dx+∫0u(a2−2qt−t2)dt+∫0v(q2−2at−t2)dt. u2+2qu=a2、v2+2av=q2 を用いると S=3a3+q3+qu2+32u3+av2+32v3. R=a2+q2 とすれば u=R−q, v=R−a だから、展開して S=34R3−3R2+32(a3+q3). ここで p=aq=a(3−a) とおくと R2=a2+q2=9−2p,a3+q3=27−9p, よって S=34(9−2p)3/2−9.
S の値域
平方完成により p=a(3−a)=49−(a−23)2. 0<a<3 なので 0<p≦49。従って r=9−2p は 29≦r<9 を動く。関数 34r3/2−9 はこの範囲で連続かつ増加するから 34(29)3/2−9≦S<34⋅93/2−9. 左端は a=23 で実現し、値は 92−9。右端は a→0+ または a→3− の極限であり、a は端点を取らないので含まれない。よって 9(2−1)≦S<27.
曲線は0≦x≦3の範囲で−x2+3x−1、外側でx2−3x−1となる。aでの接線はℓ=(3−2a)x+a2−1。外側の左右の交点を−u、3+vとすると、q=3−a、R=a2+q2によりu=R−q、v=R−a。接線と曲線の面積は中央区間の積分と左右の積分の和で、整理するとS=34R3−3R2+32(a3+q3)。p=a(3−a)を用いるとS=34(9−2p)3/2−9。p=49−(a−23)2は0<p≦49の範囲を動くから、29≦9−2p<9となる。連続増加関数の像を取って9(2−1)≦S<27。