(1) 平方完成すると x2+2x+4=(x+1)2+3≧3,y2−4y+15=(y−2)2+11≧11. 両因子は正で、それぞれの最小値は同時に x=−1,y=2 でとる。したがって積の最小値は 3⋅11=33 である。
(2) 3桁の整数が偶数となるには一の位が 2,4,6 のいずれかである。一の位を3通りに選ぶと、百の位は残り6通り、十の位は残り5通りだから、求める個数は 3⋅6⋅5=90.
(3) 各集合の要素xの範囲は A1: 21≦x≦43,A2: 1≦x≦45,A3: 23≦x≦47,B1: 109≦x≦1011,B2: 59≦x≦2,B3: 1027≦x≦1029. これらを比べるとAとBの共通部分はA2とB1の共通部分に一致し、1≦x≦1011 を満たす数全体である。よって最大値は 1011 である。
(4) 行列の積を繰り返して計算する。まず A2=A+I,B2=B+I である。よってそれぞれ X=A,B について Xr+2=Xr+1+Xr が成り立つ。これを X0=I, X1=X から順に用いると A8=(34212113),B8=(13212134). したがって A8−B8=(2100−21)=21C, ゆえに エ=21 である。
(5) 定義域は x>0, x=1 である。t=log2x とおくと t=0 かつ logx2=1/t なので、方程式は t9+t=6すなわちt2−6t+9=0すなわちt=3. よって x=23=8 であり、定義域も満たす。
(6) u=sinx+cosx=2sin(x+4π) とおけば −2≦u≦2 である。また 2sinxcosx=u2−1 より、与式は u2+32u+4 となる。ここで u2+32u+4−12=(u−2)(u+42)≦0 である(u−2≦0, u+42>0)。等号は u=2 のときに成り立つので、最大値は 12 である。
(7) x=0 で x21(1−cos2x1)=−(xtanx)2. xtanx=xcosxsinx→1 より、極限値は −1 である。
(8) 条件を満たす (s,t) の範囲は、頂点 (0,0),(1,0),(0,21) をもつ三角形である。写像 OP=s(3,0)+t(1,1)=(3s+t,t) によって、これらはそれぞれ (0,0),(3,0),(21,21) に移る。像も三角形であり、底辺の長さは3、高さは 21 だから、その面積は 21⋅3⋅21=43.
(9) 傾きを m>0 とし、直線を y=m(x+1) と表す。円周上の点 (−1,0) から傾きの方向へ単位距離進む単位ベクトルは 1+m2(1,m) である。そこから距離 λ の点は (−1+1+m2λ,1+m2mλ) であり、円周上にある条件を代入すると λ(λ−1+m22)=0 を得る。二つの交点間の距離、すなわち円の内部にある部分の長さは 1+m22 である。これが 21 だから 1+m2=4。m>0 より傾きは 15 である。
(10) 放物線の導関数は 2x なので、(−2,0) における接線は y=−4(x+2) である。−2≦x≦0 で放物線と接線の差は (x2−4)−(−4(x+2))=(x+2)2≧0. よって、求める面積は ∫−20(x+2)2dx=38.