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愛媛大学/2003年度/前期

愛媛大学 2003年 数学 第1問解答・解説

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1問題

愛媛大学2003年度第1問

連立不等式 {y≦4−2∣x−1∣,y≧2∣x−1∣\left\{\begin{array}{l}y\leq4-2|x-1|,\\ y\geq2|x-1|\end{array}\right. の表す領域を AA とする。また、不等式 y≧4x2y\geq4x^{2} の表す領域を BB とする。

(1) 領域 AA を図示せよ。

(2) 2つの領域 AA と BB の共通部分 A∩BA\cap B を図示し、その面積 SS を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    頂点(0,2),(1,0),(2,2),(1,4)のひし形
  • (2)
    S=13/12S=13/12

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) u=∣x−1∣u=|x−1| とおくとAは 2u≦y≦4−2u2u\le y\le4−2u であり、これが可能なのは 0≦u≦10\le u\le1。したがってAは頂点 (0,2),(1,0),(2,2),(1,4)(0,2),(1,0),(2,2),(1,4) のひし形で、上下境界を結んだ領域。

(2) 0≦x≦10\le x\le1では、Aの下境界は L=2−2xL=2−2x、上境界は U=2+2xU=2+2x。4x2=L4x^2=L は x=1/2x=1/2で交わり、x<1/2x<1/2では L>4x2L>4x^2、x>1/2x>1/2では 4x2>L4x^2>L。さらに U≧4x2U\ge4x^2 は 0≦x≦10\le x\le1で成立し、x≧1x\ge1では x=1x=1のみで接する。ゆえに共通部分の面積は S=∫01/2(U−L) dx+∫1/21(U−4x2) dx=∫01/24x dx+∫1/21(2+2x−4x2) dx=12+712=1312.\displaystyle S=\int_0^{1/2}(U−L)\,dx+\int_{1/2}^{1}(U−4x^2)\,dx =\int_0^{1/2}4x\,dx+\int_{1/2}^{1}(2+2x−4x^2)\,dx =\frac12+\frac7{12}=\frac{13}{12}.

Aは二つのV字型不等式の間に挟まれたひし形である。共通部分では放物線がAの下境界を x=1/2x=1/2で追い越し、上境界との接点は x=1x=1。下側の境界を区分積分して面積を得る。

この問題で使う考え方

  • 絶対値による場合分け
  • 領域の境界比較
  • 面積積分

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