5-a
(1) 条件から f(−1)=−61+a−b,f(1)=61+a+b. したがって f(−1)+f(1)=2a,f(1)−f(−1)=31+2b. 前者は整数で、0≦a<1 より 2a は 0,1 のいずれかである。後者は整数で、0≦b<1 より 31+2b は 1,2 のいずれかである。両者の和・差が整数であるだけでは足りず、f(−1),f(1) がともに整数となるには和と差の偶奇が一致する必要がある。
- 2a=0 の場合、差は偶数なので 31+2b=2。よって a=0, b=65。 - 2a=1 の場合、差は奇数なので 31+2b=1。よって a=21, b=31。
したがって (a,b)=(0,65),(21,31).
(2) a=0,b=65 のとき f(n)=6n3+5n=6n3−n+n. n3−n=(n−1)n(n+1) は連続する3整数の積なので6の倍数であり、f(n) は整数。
a=21,b=31 のとき f(n)=6n3+3n2+2n=6n(n+1)(n+2). これも連続する3整数の積を6で割ったものなので整数。よっていずれの組でもすべての整数 n について f(n) は整数である。
5-b
xn=1/an とおく。an,p,q>0 より逆数をとることができ、漸化式は x1=1,xn+1=p1+pqxn となる。特に x2=p1+q,x3=p1+p2q(1+q). x1,x2,x3 が等差数列である条件は x1+x3=2x2 である。これを代入して整理すると 1+p1+p2q(1+q)=p2(1+q)と同値な式は(p−q)2−(p−q)=0、すなわち(p−q)(p−q−1)=0. よって q=p、または q=p−1。ただし後者で q>0 となるには p>1 が必要である。
- q=p のとき、xn+1=xn+1/p だから xn=1+(n−1)/p。したがって an=p+n−1p. - q=p−1(p>1)のとき、xn+1=p1+pp−1xn。この漸化式では xn=1 なら xn+1=1 となり、x1=1 であるから、すべての n で xn=1、すなわち an=1。