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神戸大学/2013年度/前期

神戸大学 2013年 数学 第3問解答・解説

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1問題

神戸大学2013年度第3問

ccを0<c<10<c<1をみたす実数とする。f(x)f(x)を2次以下の多項式とし,曲線y=f(x)y=f(x)が3点(0,0),(c,c3−2c),(1,−1)(0,0), (c,c^{3}-2c), (1,-1)を通るとする。次の問いに答えよ。(配点30点)

(1) f(x)f(x)を求めよ。

(2) 曲線y=f(x)y=f(x)と曲線y=x3−2xy=x^{3}-2xで囲まれた部分の面積SSをccを用いて表せ。

(3) (2)で求めたSSを最小にするようなccの値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) f(x)=(c+1)x2−(c+2)xf(x)=(c+1)x^2-(c+2)x。 (2) S=1−2c+4c3−2c412\displaystyle S=\frac{1-2c+4c^3-2c^4}{12}。 (3) SS を最小にするのは c=12\displaystyle c=\frac12(このとき S=132\displaystyle S=\frac1{32})。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) f(0)=0f(0)=0なのでf(x)=ax2+bxf(x)=ax^2+bxとおく。f(1)=−1f(1)=-1よりa+b=−1a+b=-1。またf(c)=c3−2cf(c)=c^3-2cとc>0c>0よりac+b=c2−2ac+b=c^2-2。差をとると a(c−1)=(c−1)(c+1).a(c-1)=(c-1)(c+1). c<1c<1よりa=c+1, b=−c−2\boxed{a=c+1,\ b=-c-2}。従ってf(x)=(c+1)x2−(c+2)x\boxed{f(x)=(c+1)x^2-(c+2)x}。 (2) g(x)=x3−2xg(x)=x^3-2xとおくと f(x)−g(x)=−x(x−c)(x−1).f(x)-g(x)=-x(x-c)(x-1). 差は0<x<c0<x<cで負、c<x<1c<x<1で正。原始関数を H(x)=−x44+(c+1)x33−cx22\displaystyle H(x)=-\frac{x^4}{4}+\frac{(c+1)x^3}{3}-\frac{cx^2}{2} とすれば、求める面積は S=−∫0c(f−g)dx+∫c1(f−g)dx=H(1)−2H(c)=1−2c12−c4−2c36=1−2c+4c3−2c412.\displaystyle \begin{aligned}S&=-\int_0^c(f-g)dx+\int_c^1(f-g)dx=H(1)-2H(c)\\ &=\frac{1-2c}{12}-\frac{c^4-2c^3}{6} =\boxed{\frac{1-2c+4c^3-2c^4}{12}}. \end{aligned} (3) ccで微分して S′(c)=−(2c−1)(2c2−2c−1)6.\displaystyle S'(c)=-\frac{(2c-1)(2c^2-2c-1)}6. 0<c<10<c<1では2c2−2c−1=2c(c−1)−1<02c^2-2c-1=2c(c-1)-1<0。従ってS′S'はc<1/2c<1/2で負、c>1/2c>1/2で正。ゆえに最小となるのはc=1/2\boxed{c=1/2}で、このときS=1/32S=1/32。

この問題で使う考え方

  • 係数比較
  • 因数分解による符号分け
  • 区分積分
  • 導関数の符号

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