高知大学/2019年度/前期
高知大学 2019年 数学 第1問解答・解説
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1問題
を実数とする。 の多項式 を考える。このとき,次の問いに答えよ。
(1) がどのような実数 に対しても成り立つような実数 の組 をすべて求めよ。
(2) のとき, を の1次式の積として表せ。
(3) のとき, は の1次式の積として表されないことを示せ。すなわち, の多項式として をみたす実数 は存在しないことを示せ。
(4) が の1次式の積として表されるような の値をすべて求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- (2)(x−y−1)(x−y+1)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- (3)実数係数の一次式の積には表せない
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- (4)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
原文・対象確認
PDF p.2(印刷p.1)の大問1を原画像で確認した。実数cに対する多項式 について、恒等条件の解、の因数分解、での非存在証明、因数分解できるc全体を順に問う。小問条件はOCRと一致する。
数学・範囲の点検
(1) cについて一次式に整理すると、すべての実数cで0となるには と が必要十分。これから 、。二式の符号を組み合わせると解は 。4組を元の2条件へ代入して確認できる。
(2) を代入すると 。
(3) 実係数の一次式の積だと仮定し、二次項の係数から 。よって となる矛盾が生じる。
(4) 一般のcでは なので、同じ恒等式から が必要。なら 、なら となり、いずれも因数分解できる。なら で二つの一次形式は独立するため、一次項を消すには両定数係数が0。定数項からが必要となり 。実際に である。答えはの三つで、採用解説と一致する。
使ったのは係数比較、実数平方の非負性、平方差による因数分解であり、高校範囲内。
採用する解説
実数係数の積としての必要条件と、各候補が実際に因数分解できることを分けて記した。数学的修正は不要。
この問題で使う考え方
- 係数比較
- 平方差による因数分解
- 実数二次式の判別
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