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北海道大学/2016年度

北海道大学 2016年 数学 第3問解答・解説

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1問題

北海道大学2016年度第3問

机のひきだし A に 3 枚のメダル,ひきだし B に 2 枚のメダルが入っている。ひきだし A の各メダルの色は金,銀,銅のどれかであり,ひきだし B の各メダルの色は金,銀のどちらかである。

(1) ひきだし A のメダルの色が 2 種類である確率を求めよ。

(2) ひきだし A, B をあわせたメダルの色が 2 種類である確率を求めよ。

(3) ひきだし A, B をあわせてちょうど 3 枚の金メダルが入っていることがわかっているとき, ひきだし A のメダルの色が 2 種類である確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 独立一様割当てを仮定すると (1) 23\displaystyle \frac23, (2) 1127\displaystyle \frac{11}{27}, (3) 1825\displaystyle \frac{18}{25}。問題文だけでは確率モデルが指定されないため条件付き解説。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

以下では、各メダルがその引き出しで許された色を独立に等確率でとると仮定する。この確率モデルは問題文に明記されていないため、以下の値はこの仮定の下での条件付き解答である。

(1) Aの3枚の色の並びは全部で 33=273^3=27 通り。ちょうど2色になるには、使う2色の選び方が (32)=3\displaystyle \binom{3}{2}=3 通りあり、選んだ2色をともに使う並びは 23−2=62^3-2=6 通り。よって確率は 3⋅6/27=2/33\cdot6/27=\boxed{2/3}。

(2) 全割当ては 33⋅22=1083^3\cdot2^2=108 通り。全体でちょうど2色になる色の組ごとに数える。

色が金・銀の場合、Aが金・銀をともに使う並びは 23−2=62^3-2=6 通りで、Bは任意の 22=42^2=4 通りなので24通り。加えて、Aが金だけなら1通りで、Bが銀を少なくとも1枚含む並びは3通り。Aが銀だけの場合も同様に3通り。したがって金・銀だけを使う割当ては 24+3+3=3024+3+3=30 通り。

色が金・銅の場合、Bは金2枚に限られる。Aは金・銅だけからなり、銅を少なくとも1枚含めばよいので 23−1=72^3-1=7 通り。色が銀・銅の場合も対称性により7通り。よって有利な割当ては 30+7+7=4430+7+7=44 通りで、確率は 44/108=11/2744/108=\boxed{11/27}。

(3) 全体で金が3枚となる割当てを数える。Aの金の枚数を kk とする。k=1k=1 ならAの金の位置は3通り、残る2枚は銀・銅から各2通り、Bは金2枚なので12通り。k=2k=2 ならAの金の位置3通り、残る1枚の色2通り、Bは金1枚・銀1枚の並び2通りなので12通り。k=3k=3 ならAは金3枚、Bは銀2枚の1通り。したがって条件を満たす全割当ては 12+12+1=2512+12+1=25 通り。

このうちAがちょうど2色となる割当ては、k=1k=1 では非金の2枚が同色となるものが 3⋅2=63\cdot2=6 通り、k=2k=2 ではAの残る1枚の色が2通り、Aの金の位置が3通り、Bの並びが2通りで12通り、k=3k=3 では0通り。合計18通りなので、条件付き確率は 18/25=18/2518/25=\boxed{18/25}。

この問題で使う考え方

  • 場合の数
  • 余事象
  • 条件付き確率

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