本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

九州大学/2004年度/前期

九州大学 2004年 数学 第5問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

九州大学2004年度第5問配点 50点

この問題の解答は,解答紙16の定められた場所に記入しなさい。 〔問題〕 nn を3以上の自然数とする。スイッチを入れると等確率で赤色または青色に輝く電球が横一列に nn 個並んでいる。これらの nn 個の電球のスイッチを同時に入れたあと,左から電球の色を見ていき,色の変化の回数を調べる。   (1) 赤青…青,赤赤青…青,……のように左端が赤色で色の変化がちょうど1回起きる確率を求めよ。   (2) 色の変化が少なくとも2回起きる確率を求めよ。   (3) 色の変化がちょうど mm 回 (0≦m≦n−1)(0\leq m\leq n-1) 起きる確率を求めよ。   (4) 色の変化の回数の期待値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

左端の色と、隣り合う電球の色が変わる境目を指定すれば、全体の並びがただ一つ定まる。境目は n−1n-1 個あり、全 2n2^n 通りの色の並びは同様に確からしい。 (1) 左端を赤に固定し、変化する境目を一つ選ぶので n−1n-1 通り。従って n−12n.\displaystyle \boxed{\frac{n-1}{2^n}}. (2) 変化が0回の並びは2通り、1回の並びは 2(n−1)2(n-1) 通りだから、余事象を用いて 1−2+2(n−1)2n=1−n2n−1.\displaystyle \boxed{1-\frac{2+2(n-1)}{2^n}=1-\frac{n}{2^{n-1}}}. (3) 変化がm回の並びは、左端の色2通りと境目m個の選び方で数えられる。 P(m回変化)=2(n−1m)2n=(n−1m)2n−1(0≦m≦n−1).\displaystyle \boxed{P(m\text{回変化})=\frac{2\binom{n-1}{m}}{2^n}=\frac{\binom{n-1}{m}}{2^{n-1}}}\quad(0\le m\le n-1). (4) m(n−1m)=(n−1)(n−2m−1)\displaystyle m\binom{n-1}{m}=(n-1)\binom{n-2}{m-1} は階乗の定義から分かる。従って二項定理を使い、 E=12n−1∑m=1n−1m(n−1m)=n−12n−1∑j=0n−2(n−2j)=n−12.\displaystyle \begin{aligned} E&=\frac1{2^{n-1}}\sum\limits _{m=1}^{n-1}m\binom{n-1}{m}\\ &=\frac{n-1}{2^{n-1}}\sum\limits _{j=0}^{n-2}\binom{n-2}{j} =\boxed{\frac{n-1}{2}}. \end{aligned}

この問題で使う考え方

  • 初期色と変化点の全単射
  • 二項係数による数え上げ
  • 確率変数の線形性

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。