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信州大学/2023年度

信州大学 2023年 数学 第3問解答・解説

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1問題

信州大学2023年度第3問

方程式 log_a(x - 3) = log_a(x + 2) + log_a(x - 1) + 1 が解をもつとき,定数 a のとり得る値の範囲を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

対数が定義されるには a>0, a≠1a>0,\ a\ne1 および x>3x>3 が必要である。対数法則と 1=log⁡aa1=\log_a a を用いると、与えられた方程式は log⁡a(x−3)=log⁡a{a(x+2)(x−1)}\log_a(x-3)=\log_a\{a(x+2)(x-1)\} となる。対数関数は底が 11 より小さい場合も一対一なので、これは a=x−3(x+2)(x−1)\displaystyle a=\frac{x-3}{(x+2)(x-1)} と同値である。t=x−3>0t=x-3>0 とおけば a=tt2+7t+10=1t+7+10/t.\displaystyle a=\frac{t}{t^2+7t+10}=\frac1{t+7+10/t}. 相加相乗平均の不等式より t+10/t≧210t+10/t\ge2\sqrt{10}、等号は t=10t=\sqrt{10} のときに限る。したがって 0<a≦17+210.\displaystyle 0<a\le\frac1{7+2\sqrt{10}}. 逆に、この範囲の aa を任意にとると L=1/a−7≧210L=1/a-7\ge2\sqrt{10}。二次方程式 t2−Lt+10=0t^2-Lt+10=0 は判別式が非負で、二根の和 L>0L>0、積 10>010>0 より正の根をもつ。この根に対して x=t+3>3x=t+3>3 とすれば原方程式を満たす。また上限は1未満なので底の条件 a≠1a\ne1 も満たされる。 以上より求める範囲は 0<a≦17+210=7−2109.\displaystyle \boxed{0<a\le\frac1{7+2\sqrt{10}}=\frac{7-2\sqrt{10}}9}.

この問題で使う考え方

  • 対数法則
  • 置換
  • 相加相乗平均の不等式
  • 解と係数の関係

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