慶應義塾大学/2017年度/前期
慶應義塾大学 2017年 数学 第I問解答・解説
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1問題
以下の文章の空欄に適切な数または式を入れて文章を完成させなさい。また設問(3)(ii)に答えなさい。
(1) 不等式 をみたす実数 の範囲を不等式で表すと である。
(2) 1以上100以下のすべての自然数の集合を とする。 の部分集合 および をと定めるとき,集合 に属する自然数の総和は である。
(3) 与えられた 個の実数 に対して,関数を考える。
(i) は の連続関数であり,各々の開区間 において微分可能である。ただし とおく。区間 において を微分すると である。
(ii) ある実験において計測を 回繰り返し行って,データ を得た。これらのデータの中央値を とするとき,関数 は において最小値をとることを示しなさい。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1)−1≦x≦0
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- (2)1569
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- (3)(i)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- (3)(ii)で最小
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) とおくと 、また 。不等式は なのでこれは と同値。 はxについて減少するから 。
(2) は20項の等差数列で総和990。 は15項で総和750。共通要素は5で2余り、7で1余る数であり、1〜100では22,57,92だから総和171。従って和集合の要素の総和は
(3) では、絶対値の中が正となる項が 個、負となる項が 個ある。よって のとき中央値は 。その左の各区間では傾きが負、右では正なので、fは中央値まで減少し、その後増加する。 のとき中央値(通常は二つの中央値の平均)は を満たす。左側の傾きは負、中央区間の傾きは0、右側の傾きは正だから、この区間上で最小値をとる。いずれの場合もx=mでfは最小となる。
この問題で使う考え方
- 置換
- 剰余類の和集合
- 絶対値関数の区分線形性
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