本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

昭和大学/2020年度/Ⅰ期

昭和大学 2020年 数学 第4問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

昭和大学2020年度第4問

次の各問いに答えよ。ただし,答えは結果のみを解答欄に記入せよ。

(1) y=log⁡3(5x−7)y=\log_{3}(5x-7) を微分せよ。

(2) 任意の自然数 nn に対し,関数 f(x)f(x) が ∫n−1nf(x) dx=n\displaystyle \int_{n-1}^{n}f(x)\,dx=n を満たすとき, ∫19282020f(x) dx\displaystyle \int_{1928}^{2020}f(x)\,dx の値を求めよ。

(3) 2つの曲線 y=21−x7\displaystyle y=2\sqrt{1-\frac{x}{7}} および x7+y23=1\displaystyle \sqrt{\frac{x}{7}}+\sqrt[3]{\frac{y}{2}}=1 によって囲まれた図形を xx 軸のまわりに回転してできる立体の体積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

A_Q4 — MM-9c7dc39ac663-Q4

(1)

対数の真数条件から 5x−7>05x-7>0、すなわち x>75\displaystyle x>\frac75 である。この範囲で y=log⁡3(5x−7)=ln⁡(5x−7)ln⁡3\displaystyle y=\log_3(5x-7)=\frac{\ln(5x-7)}{\ln3} だから、合成関数の微分により dydx=1ln⁡3⋅55x−7=5(5x−7)ln⁡3.\displaystyle \frac{dy}{dx} =\frac{1}{\ln3}\cdot\frac{5}{5x-7} =\frac{5}{(5x-7)\ln3}.

(2)

条件に n=k+1n=k+1 を代入すると、各整数 k=1928,…,2019k=1928,\ldots,2019 に対して ∫kk+1f(x) dx=k+1.\displaystyle \int_k^{k+1}f(x)\,dx=k+1. 積分区間をこれらの区間に分け、定積分の加法性を用いれば ∫19282020f(x) dx=∑n=19292020n=(1929+2020)⋅922=181654.\displaystyle \int_{1928}^{2020}f(x)\,dx =\sum\limits _{n=1929}^{2020}n =\frac{(1929+2020)\cdot92}{2} =181654.

(3)

第一の曲線を y1=21−x7\displaystyle y_1=2\sqrt{1-\frac{x}{7}} とする。共通部分では 0≦x≦70\le x\le7 なので u=x7(0≦u≦1)\displaystyle u=\sqrt{\frac{x}{7}}\quad(0\le u\le1) とおける。このとき第一の曲線は y1=21−u2.y_1=2\sqrt{1-u^2}. 第二の曲線の式から y/23=1−u\sqrt[3]{y/2}=1-u、したがって y2=2(1−u)3.y_2=2(1-u)^3. 端点 u=0,1u=0,1 では二曲線はそれぞれ y=2,0y=2,0 で交わる。0<u<10<u<1 では 1−u2=(1−u)(1+u)>(1−u)61-u^2=(1-u)(1+u)>(1-u)^6 である。ここで最後の不等式は 1+u>1>(1−u)51+u>1>(1-u)^5 による。両曲線の yy 座標は非負なので y1>y2y_1>y_2 であり、第一の曲線が外側、第二の曲線が内側となる。

したがって xx 軸のまわりに回転した立体の体積は、円板の差を積分して V=π∫07{4(1−x7)−4(1−x7)6}dx.\displaystyle \begin{aligned} V &=\pi\int_0^7\left\{4\left(1-\frac{x}{7}\right) -4\left(1-\sqrt{\frac{x}{7}}\right)^6\right\}dx. \end{aligned} x=7u2x=7u^2 とおくと dx=14u dudx=14u\,du であるから V=56π∫01{u(1−u2)−u(1−u)6}du=56π{(12−14)−(17−18)}=56π(14−156)=13π.\displaystyle \begin{aligned} V &=56\pi\int_0^1\left\{u(1-u^2)-u(1-u)^6\right\}du\\ &=56\pi\left\{\left(\frac12-\frac14\right) -\left(\frac17-\frac18\right)\right\}\\ &=56\pi\left(\frac14-\frac1{56}\right) =13\pi. \end{aligned} 第二の積分は t=1−ut=1-u と置けば ∫01u(1−u)6du=∫01(1−t)t6dt=17−18=156\displaystyle \int_0^1u(1-u)^6du=\int_0^1(1-t)t^6dt=\frac17-\frac18=\frac1{56} となる。

使用解法

対数関数の微分と合成関数の微分、定積分の加法性と等差数列の和、置換積分、および回転体の断面積(円板・円環)による体積を用いた。

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。