本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

東邦大学/2011年度/一般

東邦大学 2011年 数学 第2問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

東邦大学2011年度第2問

表紙「解答用マークシートの記入方法」:各小問中のア、イウなどは特に指示がない限り数字(0〜9)、符号(−)、または文字(a,b,c,d)が入り、各記号はそのうち一つに対応する。分数は既約分数とし、符号は分子につける。根号内の自然数が最小となる形で答える。  以下の問に答えよ。解答は解答用マークシートに記入せよ(記入方法については、表紙の「解答用マークシートの記入方法」に従うこと)。  下図のような曲線x23+4y23=4(x≧0, y≧0)\displaystyle x^{\frac{2}{3}}+4y^{\frac{2}{3}}=4\quad(x\geq0,\ y\geq0)をCCとする。以下の(1)〜(4)に答えよ。

右向きのx軸と上向きのy軸が原点Oで交わり、y軸に1、x軸に8が表示されている。第1象限に曲線Cが描かれ、y軸の1からx軸の8へ向かって下降している。

(1) In=∫0π2sin⁡nθ dθ (n=1,2,3,…)\displaystyle I_n=\int_0^{\frac{\pi}{2}}\sin^n\theta\,d\theta\ (n=1,2,3,\ldots)とおく。このとき、I2I_2の値はアイπ\displaystyle \frac{\boxed{\text{ア}}}{\boxed{\text{イ}}}\piである。また、I6I_6とI4I_4の間には、関係式I6=ウエI4\displaystyle I_6=\frac{\boxed{\text{ウ}}}{\boxed{\text{エ}}}I_4が成り立つ。

(2) 曲線CCおよびxx軸、yy軸に囲まれた図形の面積はオカπ\displaystyle \frac{\boxed{\text{オ}}}{\boxed{\text{カ}}}\piである。

(3) 曲線CCの方程式について、yyの導関数をdydx\displaystyle \frac{dy}{dx}とする。x>0,y>0x>0,y>0のとき、(xy)13dydx\displaystyle \left(\frac{x}{y}\right)^{\frac{1}{3}}\frac{dy}{dx}は一定の値キクケ\displaystyle \frac{\boxed{\text{キク}}}{\boxed{\text{ケ}}}をとる。

(4) 曲線CC上の点で、第1象限内にある点をPPとする。また、点PPにおける接線とxx軸、yy軸との交点をそれぞれA,BA,Bとする。原点をOOで表したとき、三角形OABOABの面積は点AAのxx座標がコサ\boxed{\text{コ}}\sqrt{\boxed{\text{サ}}}のとき、最大値シ\boxed{\text{シ}}をとる。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 14π, 56;(2) 34π;(3) −14;(4) 42, 2\displaystyle \boxed{(1)\space{}\frac14\pi,\space{}\frac56;\quad (2)\space{}\frac34\pi;\quad (3)\space{}-\frac14;\quad (4)\space{}4\sqrt2,\space{}2}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

東邦大学 2011年度 第2問

問題ID: MM-7d067300fe21-Q2

曲線の媒介変数表示

x,y≧0x,y\geq0 で x2/34+y2/3=1.\displaystyle \frac{x^{2/3}}4+y^{2/3}=1. 従って 0≦θ≦π/20\leq\theta\leq\pi/2 を用いて x2/3=4cos⁡2θ,y2/3=sin⁡2θx^{2/3}=4\cos^2\theta,\qquad y^{2/3}=\sin^2\theta と置けるので、曲線全体は x=8cos⁡3θ,y=sin⁡3θx=8\cos^3\theta,\qquad y=\sin^3\theta と表せる。

(1)

I0=∫0π/21 dθ=π/2\displaystyle I_0=\int_0^{\pi/2}1\,d\theta=\pi/2。n≧2n\geq2 で部分積分すると境界項が0となり、 In=(n−1)∫0π/2sin⁡n−2θcos⁡2θ dθ=(n−1)(In−2−In).\displaystyle \begin{aligned} I_n &=(n-1)\int_0^{\pi/2}\sin^{n-2}\theta\cos^2\theta\,d\theta\\ &=(n-1)(I_{n-2}-I_n). \end{aligned} よって In=n−1nIn−2\displaystyle I_n=\frac{n-1}{n}I_{n-2}。従って I2=12I0=π4,I6=56I4.\displaystyle I_2=\frac12 I_0=\frac{\pi}{4},\qquad I_6=\frac56 I_4. **答え:I2=14π, I6=56I4\displaystyle I_2=\frac14\pi,\ I_6=\frac56I_4。**

(2)

第1象限で囲まれた面積を SS とする。媒介変数表示では xx は θ\theta とともに 88 から 00 へ減少し、dx/dθ=−24cos⁡2θsin⁡θdx/d\theta=-24\cos^2\theta\sin\theta。従って S=∫0π/2y(−dxdθ)dθ=24∫0π/2sin⁡4θcos⁡2θ dθ=24(I4−I6).\displaystyle \begin{aligned} S &=\int_0^{\pi/2}y\left(-\frac{dx}{d\theta}\right)d\theta\\ &=24\int_0^{\pi/2}\sin^4\theta\cos^2\theta\,d\theta\\ &=24(I_4-I_6). \end{aligned} 上の漸化式から I4=34I2=3π16\displaystyle I_4=\frac34I_2=\frac{3\pi}{16}、I6=56I4=5π32\displaystyle I_6=\frac56I_4=\frac{5\pi}{32}。従って S=24(3π16−5π32)=34π.\displaystyle S=24\left(\frac{3\pi}{16}-\frac{5\pi}{32}\right)=\frac34\pi. **答え:34π\displaystyle \frac34\pi。**

(3)

x>0,y>0x>0,y>0 では曲線を微分でき、 23x−1/3+83y−1/3dydx=0.\displaystyle \frac23x^{-1/3}+\frac83y^{-1/3}\frac{dy}{dx}=0. 従って dydx=−14(yx)1/3,(xy)1/3dydx=−14.\displaystyle \frac{dy}{dx}=-\frac14\left(\frac yx\right)^{1/3}, \qquad \left(\frac xy\right)^{1/3}\frac{dy}{dx}=-\frac14. **答え:−14\displaystyle -\frac14。**

(4)

P=(8cos⁡3θ,sin⁡3θ)P=(8\cos^3\theta,\sin^3\theta)(0<θ<π/20<\theta<\pi/2)とする。接線の傾きは媒介変数表示を微分して dydx=3sin⁡2θcos⁡θ−24cos⁡2θsin⁡θ=−sin⁡θ8cos⁡θ.\displaystyle \frac{dy}{dx} =\frac{3\sin^2\theta\cos\theta}{-24\cos^2\theta\sin\theta} =-\frac{\sin\theta}{8\cos\theta}. m=dydx\displaystyle m=\frac{dy}{dx}、A=(a,0)A=(a,0)、B=(0,b)B=(0,b) とする。接線の点傾き式から a=8cos⁡3θ−sin⁡3θm=8cos⁡3θ+8sin⁡2θcos⁡θ=8cos⁡θ,\displaystyle a=8\cos^3\theta-\frac{\sin^3\theta}{m} =8\cos^3\theta+8\sin^2\theta\cos\theta =8\cos\theta, b=sin⁡3θ−m 8cos⁡3θ=sin⁡3θ+sin⁡θcos⁡2θ=sin⁡θ.b=\sin^3\theta-m\,8\cos^3\theta =\sin^3\theta+\sin\theta\cos^2\theta =\sin\theta. 従って三角形の面積は 12ab=4sin⁡θcos⁡θ=2sin⁡2θ≦2,\displaystyle \frac12ab=4\sin\theta\cos\theta=2\sin2\theta\leq2, 等号は θ=π/4\theta=\pi/4 で成立する。このとき a=8cos⁡π4=42.\displaystyle a=8\cos\frac{\pi}{4}=4\sqrt2. **答え:点 AA の xx 座標が 424\sqrt2 のとき、最大値は 22。**

最終答案

(1) 14π, 56;(2) 34π;(3) −14;(4) 42, 2\displaystyle \boxed{(1)\ \frac14\pi,\ \frac56;\quad (2)\ \frac34\pi;\quad (3)\ -\frac14;\quad (4)\ 4\sqrt2,\ 2}

使用解法

媒介変数表示、正弦積分の部分積分漸化式、媒介変数による面積積分、陰関数微分、接線の切片と三角関数の最大値を用いた。

issues

なし。

この問題で使う考え方

  • 曲線の媒介変数表示
  • 部分積分法
  • 漸化式
  • 曲線で囲まれた面積
  • 置換積分法
  • 合成関数の微分
  • 三角関数の微分
  • 曲線の接線

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。