東邦大学 2011年度 第2問
問題ID: MM-7d067300fe21-Q2
曲線の媒介変数表示
x,y≧0 で 4x2/3+y2/3=1. 従って 0≦θ≦π/2 を用いて x2/3=4cos2θ,y2/3=sin2θ と置けるので、曲線全体は x=8cos3θ,y=sin3θ と表せる。
(1)
I0=∫0π/21dθ=π/2。n≧2 で部分積分すると境界項が0となり、 In=(n−1)∫0π/2sinn−2θcos2θdθ=(n−1)(In−2−In). よって In=nn−1In−2。従って I2=21I0=4π,I6=65I4. **答え:I2=41π, I6=65I4。**
(2)
第1象限で囲まれた面積を S とする。媒介変数表示では x は θ とともに 8 から 0 へ減少し、dx/dθ=−24cos2θsinθ。従って S=∫0π/2y(−dθdx)dθ=24∫0π/2sin4θcos2θdθ=24(I4−I6). 上の漸化式から I4=43I2=163π、I6=65I4=325π。従って S=24(163π−325π)=43π. **答え:43π。**
(3)
x>0,y>0 では曲線を微分でき、 32x−1/3+38y−1/3dxdy=0. 従って dxdy=−41(xy)1/3,(yx)1/3dxdy=−41. **答え:−41。**
(4)
P=(8cos3θ,sin3θ)(0<θ<π/2)とする。接線の傾きは媒介変数表示を微分して dxdy=−24cos2θsinθ3sin2θcosθ=−8cosθsinθ. m=dxdy、A=(a,0)、B=(0,b) とする。接線の点傾き式から a=8cos3θ−msin3θ=8cos3θ+8sin2θcosθ=8cosθ, b=sin3θ−m8cos3θ=sin3θ+sinθcos2θ=sinθ. 従って三角形の面積は 21ab=4sinθcosθ=2sin2θ≦2, 等号は θ=π/4 で成立する。このとき a=8cos4π=42. **答え:点 A の x 座標が 42 のとき、最大値は 2。**
最終答案
(1) 41π, 65;(2) 43π;(3) −41;(4) 42, 2
使用解法
媒介変数表示、正弦積分の部分積分漸化式、媒介変数による面積積分、陰関数微分、接線の切片と三角関数の最大値を用いた。
issues
なし。