東海大学/2021年度/1日目
東海大学 2021年 1日目 数学 第1問解答・解説
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1問題
次の空欄を埋めなさい。解答は分数の場合には既約分数の形で書きなさい。
(1) 自然数について等式 が成り立つとき、である。
(2) を既約分数で表すとである。
(3) において、辺をに外分する点をとする。を正の実数とし、線分をに内分する点をとするとき、線分と辺の交点はをに内分している。このときのの値はである。
(4) は正の定数とする。実数に関する条件を次で定める。 (i) 「はであるための必要条件である」ような正の定数の範囲はである。
(ii) 「はであるための十分条件である」ような正の定数の範囲はである。
(5) 数列とに対して数列を次のように定義する。 であるとき、 である。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
各空欄を代数・約分・内分外分・領域包含・等比和に分けて計算する。必要条件は円がp領域に含まれる条件,十分条件はp領域が円に含まれる条件として扱う。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) (2) (3) (4)(i) (ii) (5)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 展開して有理数部分と の係数を比べると 従って 。正の整数 は102の約数であり,。 では , では ,また では となる。よって 。実際, である。
(2) , であり,13と19は互いに素だから
(3) とし, を点A,Bの位置ベクトルとする。CはOBを7:3に外分するから 。またAP:PC=2:sなので OQ:QP=s:1より 。QがAB上にあるため, の係数の和は1である。従って すなわち 。これより 。
(4) の不等式は と同値で,中心 ,半径 の円の内部を表す。
(i)「pはqであるための必要条件」は である。qの円内では, の値は から , の値は から の範囲をとる。これらがともに 以上 以下の範囲に入る条件のうち最も厳しいものは ,すなわち である。rは正だから 。
(ii)「pはqであるための十分条件」は である。pの表す領域は, を座標とすれば一辺10の正方形であり, 平面では頂点 のひし形となる。中心 から各頂点までの距離はそれぞれ 。ひし形内の点は頂点の凸結合なので,中心からの距離の最大値は頂点での最大値 である。よって となるのは 。
(5) とおけば 従って
この問題で使う考え方
- 実数と無理数
- 約数・倍数
- 内分・外分点
- 命題と必要十分条件
- 円の方程式
- 不等式の表す領域
- 等比数列の一般項と和
- 総和記号と数列の和
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