山口大学/2023年度/前期
山口大学 2023年 数学 第4問解答・解説
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1問題
を円周率、 を自然対数の底とし、関数 を考える。このとき、次の問いに答えなさい。
(1) のとき、次の不等式が成り立つことを示しなさい。
(2) のとき、次の不等式が成り立つことを示しなさい。 必要ならば、 のとき、不等式 が成り立つことを用いてよい。
(3) 関数 は、区間 において極大値をとることを示しなさい。
(4) 方程式 は、区間 においてただ1つの実数解をもつことを示しなさい。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1)不等式は成り立つ。(2)不等式は成り立つ。(3)fは区間(π/3, π/2)内で極大値をとる。(4)は(0, π)にただ1つの実数解をもつ。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
まず、以後用いる不等式 を確認する。 とおくと、、 だから、 である。 (1) とおくと、 したがって は で減少し、 より 。 (2) とおく。問題文で与えられた不等式を に適用すると、 よって 。 だから 。 (3) より である。(上で示した不等式から) なので 。 では 、また正弦の増加性から である。したがって さらに 、。ゆえに はこの範囲で連続であり、 なら となるので、この範囲内にただ1つ があり となる。 の前後で はそれぞれ正、負だから、 は で極大値をとる。 (4) とおくと、 は で増加し、 で減少する。また (、)より 、一方 、。したがって となる点 は の範囲にただ1つであり、、 である。ゆえに 、。 なので 、また 。連続性と中間値の定理により の範囲に解が少なくとも1つあり、この範囲では なら となるので解はただ1つである。さらに では だから、これが の範囲全体でただ1つの解である。
この問題で使う考え方
- 等式・不等式の証明
- 指数関数のグラフ・増減
- 一般角と弧度法
- 半角の公式
- 導関数と増減
- 極大・極小
- 関数の連続性
- 積の微分
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