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旭川医科大学/2023年度

旭川医科大学 2023年 数学 第3問解答・解説

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1問題

旭川医科大学2023年度第3問

四面体 ABCD において, AB = 4, BC = 6, ∠ABC=∠BCD=60∘\angle ABC = \angle BCD = 60^{\circ} とする. 辺 AC を AL : LC = 1 : 6 に内分する点 L をとり, 点 A から辺 BC に垂線を下ろし, 辺 BC との交点を M とする. AM と BL との交点を P とするとき, 次の各問いに答えよ.

問 1 辺 AC の長さ,および内積 AB→⋅AC→\overrightarrow{AB} \cdot \overrightarrow{AC} の値を求めよ.

問 2 AP→\overrightarrow{AP} を AB→\overrightarrow{AB} と AC→\overrightarrow{AC} を用いて表せ.

問 3 三角形 ABC を含む平面を α とする。点 D から平面 α に下ろした垂線と平面 α との交点は P に一致する。

(1) PD の長さを求めよ.

(2) PD 上に PQ→=kPD→\overrightarrow{PQ}=k\overrightarrow{PD} となる点 Q をとる. AQ→⋅CD→=0\overrightarrow{AQ}\cdot\overrightarrow{CD}=0 のとき, k の値と四面体 QABC の体積を求めよ. ただし, 0<k<1 とする.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1: AC=2√7, AB·AC=4。問2:AP=(2/9)AB+(1/9)AC2: AP=(2/9)AB+(1/9)AC。問3(1): PD=8√6/3。問3(2):k=1/16,3(2): k=1/16, 四面体QABCの体積=√2。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

u=AB→\boldsymbol u=\overrightarrow{AB}、v=AC→\boldsymbol v=\overrightarrow{AC} とおく。余弦定理と内積の公式から ∣u∣2=16,∣v∣2=28,u⋅v=4.|\boldsymbol u|^2=16,\quad |\boldsymbol v|^2=28,\quad \boldsymbol u\cdot\boldsymbol v=4. (1) 点 MM が辺 BCBC 上にあるので AM→=(1−s)u+sv\overrightarrow{AM}=(1-s)\boldsymbol u+s\boldsymbol v とおく。AM⊥BCAM\perp BC だから ((1−s)u+sv)⋅(v−u)=−12+36s=0.((1-s)\boldsymbol u+s\boldsymbol v)\cdot(\boldsymbol v-\boldsymbol u)=-12+36s=0. よって AM→=(2u+v)/3\boxed{\overrightarrow{AM}=(2\boldsymbol u+\boldsymbol v)/3}。

(2) AL→=v/7\overrightarrow{AL}=\boldsymbol v/7。点 PP が直線 BLBL 上にあるので AP→=(1−t)u+(t/7)v\overrightarrow{AP}=(1-t)\boldsymbol u+(t/7)\boldsymbol v と書ける。さらに 点 PP が直線 AMAM 上にあるので係数比は 2:12:1、すなわち 1−t=2t/71-t=2t/7。よって AP→=(2u+v)/9.\boxed{\overrightarrow{AP}=(2\boldsymbol u+\boldsymbol v)/9}.

(3) CP→=(2u−8v)/9\overrightarrow{CP}=(2\boldsymbol u-8\boldsymbol v)/9 で、成分展開すると ∣CP∣2=64/3,CB→⋅CP→=24.|CP|^2=64/3,\qquad \overrightarrow{CB}\cdot\overrightarrow{CP}=24. PDPD は底面に垂直なので CB→⋅CD→=24\overrightarrow{CB}\cdot\overrightarrow{CD}=24。一方、∠BCD=60∘\angle BCD=60^\circ、BC=6BC=6 より 3CD=243CD=24、したがって CD=8CD=8。 直角三角形 CPDCPD から PD=64−64/3=86/3.\boxed{PD=\sqrt{64-64/3}=8\sqrt6/3}.

(4) AQ→=AP→+kPD→\overrightarrow{AQ}=\overrightarrow{AP}+k\overrightarrow{PD} とおく。CD→=CP→+PD→\overrightarrow{CD}=\overrightarrow{CP}+\overrightarrow{PD} と底面への垂直性を用いると、AQ⊥CDAQ\perp CD は 0=AQ→⋅CD→=−8/3+(128/3)k.0=\overrightarrow{AQ}\cdot\overrightarrow{CD}=-8/3+(128/3)k. よって k=1/16k=1/16、PQ=6/6PQ=\sqrt6/6。底面積は [ABC]=12⋅4⋅6sin⁡60∘=63\displaystyle [ABC]=\frac12\cdot4\cdot6\sin60^\circ=6\sqrt3 なので VQABC=13⋅63⋅66=2.\displaystyle \boxed{V_{QABC}=\frac13\cdot6\sqrt3\cdot\frac{\sqrt6}{6}=\sqrt2}.

この問題で使う考え方

  • 内積の直交条件
  • 内分と係数比較
  • 三平方の定理
  • 底面積と高さ

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