福井大学/2023年度
福井大学 2023年 数学 第1問解答・解説
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1問題
複素数平面上の複素数 α, β, γ を考える。α, β は 1 ≦ |α − 1 + i| ≦ 2, β̄ = −β かつ 0 ≦ |2β + i| ≦ 1 を満たす。さらに γ の実部 s, 虚部 t がそれぞれ 0 ≦ s ≦ 1, −1 ≦ t ≦ 0 を満たし, |γ − 1 + i| = 1 を満たす。ただし, i は虚数単位とし, β̄ は β の共役複素数である。このとき, 以下の問いに答えよ。
(1) 点 α が存在する領域の面積を求めよ。
(2) 点 α と点 β の距離の最大値およびそのときの α と β を求めよ。
(3) 点 β と点 γ を結ぶ線分の中点 M が存在する領域を図示せよ。また, その領域の面積を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) 。(2) 最大値で、、。(3) , の領域。面積。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) の範囲は中心 、内半径1、外半径2の円環であるから、面積は 。
(2) より ()。条件 からこの範囲を得るので、 は2点 を結ぶ線分上を動く。円環の中心を とする。三角不等式から 最後の上界は 、 のとき等号となる。よって最大値は 。
(3) は円弧 ()を動く。()なので、中点 は 、 であり、各xで 縦幅は なので面積は 。
αは円環、βは虚軸上の線分、γは指定された円弧である。三角不等式でαとβの最大距離を評価し、端点と外円上で等号を確認する。中点のx座標で円弧のパラメータを消去すると、各xに対するyの区間が得られ、その幅を積分して面積を求める。
この問題で使う考え方
- 円環の面積
- 三角不等式
- 円の媒介変数表示
- 中点の座標表示
- 定積分による面積
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