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東京医科歯科大学/2020年度

東京医科歯科大学 2020年 数学 第2問解答・解説

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1問題

東京医科歯科大学2020年度第2問

aを正の実数、mを実数とし、k₁=m+√(m²+1)、k₂=m−√(m²+1)とする。さらに、C₀、C₁、C₂を複素数平面上でそれぞれ (m+i)z+(m−i)zˉ\bar{z}+2a=0、(k₁+i)z+(k₁−i)zˉ\bar{z}−2ak₁²=0、(k₂+i)z+(k₂−i)zˉ\bar{z}−2ak₂²=0 を満たす点zの集合とする。ここで、iは虚数単位、zˉ\bar{z}はzと共役な複素数を表す。このとき以下の各問いに答えよ。(1) C₀、C₁、C₂がいずれも直線であることを示せ。(2) C₀とC₁の共有点をP₁とし、mを変化させたときP₁が描く曲線をF₁とする。F₁はどのような曲線か。aを用いて答えよ。(3) m>0のとき、C₁、C₂と虚軸で囲まれる領域の面積をTとし、(2)のF₁とC₁、C₂、虚軸で囲まれる領域の面積をSとする。T/Sがaによらず一定であることを示し、その極限値 lim(m→∞) T/S を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) C0
    y=mx+ay=mx+a
  • (1) C1
    y=k1x−ak12y=k1 x−a k1^2
  • (1) C2
    y=k2x−ak22y=k2 x−a k2^2
  • (1) 結論
    いずれも直線
  • (2) F1
    y=x24a,x>0\displaystyle y=\frac{x^2}{4a},\quad x>0(放物線 x2=4ayx^2=4ay の原点を除く右側部分)
  • (3) T
    4a^2 m^2 sqrt(m^2+1)
  • (3) S
    2a23{2(m2+1)3/2+(m−m2+1)3}\displaystyle \frac{2a^2}{3}\left\{2(m^2+1)^{3/2}+\left(m-\sqrt{m^2+1}\right)^3\right\}
  • (3) T/S
    6m2m2+12(m2+1)3/2+(m−m2+1)3\displaystyle \frac{6m^2\sqrt{m^2+1}}{2(m^2+1)^{3/2}+\left(m-\sqrt{m^2+1}\right)^3}
  • (3) 極限値
    3

3解答

解答を見る途中式つきの解答

z=x+iyz=x+iy とおけば、複素数の式を実座標で表された直線に直せる。k1k_1 を媒介変数にして C0 と C1C_0\text{ と }C_1 の交点を求めると、F1 はF_1\text{ は}放物線の x>0x>0 の部分になる。面積については、C1,C2C_1,C_2 の交点と虚軸上の切片から三角形Tを求め、放物線と接線との差を平方の形にして2区間で積分する。

この問題で使う考え方

  • 複素数方程式の直交座標表示
  • 媒介変数による軌跡
  • 二直線と虚軸の交点・面積
  • 放物線と接線の差の平方完成
  • 定積分による面積
  • 無限大での極限

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