(1) t=1 のとき、P,Q,R は平面 x+y+z=2 上にあり、PQ=QR=RP=2 なので、△PQR の面積は 3/2 である。原点からこの平面までの距離は 2/3 だから、 [OPQR]=31⋅23⋅32=31.
(2) P,Q,R は平面 x+y+z=t+1 上にある。また、たとえば PQ2=t2+(1−t)2+1=2(t2−t+1) であり、ほかの二辺も同じ長さなので、△PQR は正三角形である。その面積は 23(t2−t+1)、原点から平面 PQR までの距離は 3t+1 である。よって [OPQR]=31⋅23(t2−t+1)⋅3t+1=6t3+1.
次に、AR=t、点 P から直線 AR までの距離は (t−1)2+1 だから、△APR の面積は 2t(t−1)2+1 である。平面 APR の方程式は x+(1−t)y=1 なので、原点からこの平面までの距離は 1/1+(1−t)2 である。したがって [OAPR]=31⋅2t(t−1)2+1⋅1+(1−t)21=6t. 座標を巡回させた同様の計算で、[OBQP]=[OCRQ]=t/6 となる。座標平面上の各四角形面を OP,OQ,OR で分けると、残る内部の三角形面は隣り合う四面体で共有される。したがって領域はこれら3つの四面体と OPQR の内部が重ならない分割になるので、 V1=6t3+1+3⋅6t=6t3+3t+1.
(3) OP=1+t2 より、V2=34π(1+t2)3/2 である。定数倍を除いて g(t)=8πV2V1=(1+t2)3/2t3+3t+1 とおくと、 g′(t)=(1+t2)5/23((1+t2)2−t(t3+3t+1))=(1+t2)5/23(1−t−t2). t>0 では分母は正であり、分子は t0=25−1 の前で正、後で負となる。したがって比を最大にする値は t=25−1. 高さの計算は内積からも確認できる。平面 x+y+z=t+1 への原点からの垂線の足は H=((t+1)/3,(t+1)/3,(t+1)/3) なので OH=(t+1)/3。平面 x+(1−t)y=1 への足は (1,1−t,0)/{1+(1−t)2} で、その長さは 1/1+(1−t)2 である。