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福岡大学/2007年度/科 一般

福岡大学 2007年 数学 第II問解答・解説

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1問題

福岡大学2007年度第II問

医学部の受験生は2ページの問題を解答すること。

[II] 次の □\square をうめよ。答は解答用紙の該当欄に記入せよ。

(i) 平面上に原点 OO と3点 A,B,CA,B,C があり、OA→+OB→+OC→=0→\overrightarrow{OA}+\overrightarrow{OB}+\overrightarrow{OC}=\overrightarrow{0}、OA=1OA=1、OB=2OB=2、OC=7OC=\sqrt{7} であるとする。このとき、∠AOB=θ\angle AOB=\theta (0≦θ≦π)(0\leq\theta\leq\pi) とすると cos⁡θ\cos\theta の値は (1)\boxed{\text{(1)}} である。また、三角形 OABOAB の面積は (2)\boxed{\text{(2)}} である。

(ii) 2つの数列 pn=2na−2−n2n+1−2−n−1\displaystyle p_n=\frac{2^n a-2^{-n}}{2^{n+1}-2^{-n-1}}、qn=9n2+5(2an+1)(4n−3)\displaystyle q_n=\frac{9n^2+5}{(2an+1)(4n-3)} に対し、lim⁡n→∞pn=lim⁡n→∞qn\displaystyle \lim\limits _{n\to\infty}p_n=\lim\limits _{n\to\infty}q_n となる正の定数 aa の値を求めると、a=(3)a=\boxed{\text{(3)}} である。またこのとき、lim⁡x→∞{log⁡a(2x)−log⁡a(3x+2)}\displaystyle \lim\limits _{x\to\infty}\left\{\log_a(2x)-\log_a(3x+2)\right\} の値は (4)\boxed{\text{(4)}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

ベクトルの内積から角度を求め、数列は最高次項の比、対数差は商の対数に直して極限を計算した。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (i)
    (1) cos⁡θ=12,\displaystyle (1)\space{}\cos\theta=\frac12,
    (2) 32.\displaystyle (2)\space{}\frac{\sqrt3}{2}.
    (ii)
    (3) a=32,\displaystyle (3)\space{}a=\frac32,
    (4) -1.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(i) OC→=−(OA→+OB→)\overrightarrow{OC}=-(\overrightarrow{OA}+\overrightarrow{OB}) だから、長さの二乗を取ると 7=OC2=OA2+OB2+2 OA⋅OBcos⁡θ=1+4+4cos⁡θ.7=OC^2=OA^2+OB^2+2\,OA\cdot OB\cos\theta=1+4+4\cos\theta. 従って cos⁡θ=1/2\cos\theta=1/2 である。0≦θ≦π0\le\theta\le\pi より sin⁡θ=3/2\sin\theta=\sqrt3/2 なので [OAB]=12 OA⋅OBsin⁡θ=12⋅1⋅2⋅32=32.\displaystyle [OAB]=\frac12\,OA\cdot OB\sin\theta=\frac12\cdot1\cdot2\cdot\frac{\sqrt3}{2}=\frac{\sqrt3}{2}.

(ii) まず pn=22na−122n+1−1⟶a2,qn=9n2+5(2an+1)(4n−3)⟶98a.\displaystyle p_n=\frac{2^{2n}a-1}{2^{2n+1}-1}\longrightarrow\frac a2, \qquad q_n=\frac{9n^2+5}{(2an+1)(4n-3)}\longrightarrow\frac{9}{8a}. 極限が等しい条件は a/2=9/(8a)a/2=9/(8a)。a>0a>0 だから a=3/2a=3/2。

このとき対数の差を一つの対数にまとめると log⁡3/2(2x)−log⁡3/2(3x+2)=log⁡3/2(2x3x+2).\displaystyle \log_{3/2}(2x)-\log_{3/2}(3x+2) =\log_{3/2}\left(\frac{2x}{3x+2}\right). x→∞x\to\infty で括弧内は 2/3=(3/2)−12/3=(3/2)^{-1} に収束するので、求める極限は −1-1 である。

この問題で使う考え方

  • ベクトルの内積
  • 三角比による面積
  • 数列の極限
  • 対数とその性質
  • 関数の極限

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