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福岡大学/2024年度/系統別 系統別

福岡大学 2024年 数学 第II問解答・解説

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1問題

福岡大学2024年度第II問

次の □\square をうめよ。答は解答用紙の該当欄に記入せよ。

(i) kk を定数とし、点 PP の座標 (x,y)(x,y) が正の数 tt の関数として x=t+1t,y=t3+1t3+(k2−k−7)(t+1t)\displaystyle x=t+\dfrac{1}{t},\quad y=t^3+\dfrac{1}{t^3}+(k^2-k-7)\left(t+\dfrac{1}{t}\right) で表されるとする。yy を xx と kk を用いて表すと y=(1)y=\boxed{(1)} である。また点 PP が xx 軸上の点となるような正の数 tt が存在しない kk の値の範囲は (2)\boxed{(2)} である。

(ii) 10個の値 9,10,1,2,2,8,10,a,a+3,b9,10,1,2,2,8,10,a,a+3,b をもつデータがあり、その平均値は6である。このとき bb を aa の式で表すと b=(3)b=\boxed{(3)} である。さらに a,ba,b が a≦ba\leq b を満たす整数であるとき、このデータの中央値が7となるような組 (a,b)(a,b) は全部で (4)\boxed{(4)} 個ある。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

置換式の値域と三次の恒等式から第1空欄を導き、y=0の存在条件を値域上で調べた。データは平均から変数を結び、中央値の定義に沿って候補を全て確認した。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)y=x3+(k2−k−10)x.\quad y=x^3+(k^2-k-10)x.\qquad (2)k<−2 \quad k<-2\space{} または k>3.\space{}k>3.\qquad (3)b=15−2a.\quad b=15-2a.\qquad (4)2.\quad 2.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(i) x=t+1/tx=t+1/t であるから、 x3=(t+1t)3=t3+1t3+3(t+1t)\displaystyle x^3=\left(t+\frac1t\right)^3=t^3+\frac1{t^3}+3\left(t+\frac1t\right) となる。よって y=t3+1t3+(k2−k−7)x=x3−3x+(k2−k−7)x=x3+(k2−k−10)x.\displaystyle y=t^3+\frac1{t^3}+(k^2-k-7)x =x^3-3x+(k^2-k-7)x =x^3+(k^2-k-10)x.

また t>0t>0 なので x=t+1t=2+(t−1)2t≧2.\displaystyle x=t+\frac1t=2+\frac{(t-1)^2}{t}\ge2. 逆に、任意の x≧2x\ge2 に対して t2−xt+1=0t^2-xt+1=0 は正の解をもつので、xx の値域は x≧2x\ge2 である。y=0y=0 は x>0x>0 より x2=−k2+k+10x^2=-k^2+k+10 と同値である。したがって正の tt が存在する条件は −k2+k+10≧4と同値な条件はk2−k−6≦0、すなわち−2≦k≦3.-k^2+k+10\ge4\quad\text{と同値な条件は}\quad k^2-k-6\le0 \quad\text{、すなわち}\quad -2\le k\le3. よってそのような tt が存在しない範囲は k<−2k<-2 または k>3k>3。

(ii) 平均値が 66 なので、10個の値の和は 6060 である。既知の7個の値の和は 4242 だから 42+a+(a+3)+b=60よりb=15−2a.42+a+(a+3)+b=60\quad\text{より}\quad b=15-2a. さらに a≦ba\le b より a≦5a\le5。中央値は小さい順に並べた第5項と第6項の平均である。

a≦1a\le1 のとき b≧13b\ge13 であり、a,a+3,1,2,2a,a+3,1,2,2 はすべて 44 以下、残りの値は 8,9,10,10,b8,9,10,10,b である。従って第5項は 44 以下、第6項は 88 であり、中央値は 66 以下。

残る整数 a=2,3,4,5a=2,3,4,5 については、順に並べると a小さい順に並べた10個の値中央値21,2,2,2,5,8,9,10,10,1113/231,2,2,3,6,8,9,9,10,10741,2,2,4,7,7,8,9,10,10751,2,2,5,5,8,8,9,10,1013/2\begin{array}{c|c|c} a&\text{小さい順に並べた10個の値}&\text{中央値}\\ \hline 2&1,2,2,2,5,8,9,10,10,11&13/2\\ 3&1,2,2,3,6,8,9,9,10,10&7\\ 4&1,2,2,4,7,7,8,9,10,10&7\\ 5&1,2,2,5,5,8,8,9,10,10&13/2 \end{array} である。条件を満たすのは a=3,4a=3,4 の2通りで、対応する (a,b)(a,b) は (3,9),(4,7)(3,9),(4,7)。したがって組の個数は 22。

この問題で使う考え方

  • 三次の乗法・因数分解公式
  • 二次不等式とグラフ
  • 四分位数と箱ひげ図

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